E05699 IFRS
(1)財政状態の状況
① 資産
当中間連結会計期間における資産合計は8,191,814千円となり、前連結会計年度末に比べ333,869千円増加しました。主な要因は、その他の金融資産(主に投資有価証券)420,160千円の増加に対し、現金及び現金同等物97,365千円の減少によるものです。
② 負債
当中間連結会計期間における負債は、1,676,780千円となり、前連結会計年度末に比べ58,317千円増加しました。主な要因は、その他の流動負債(主に事業活動による契約負債)103,539千円の増加に対し、その他の金融負債(主にリース負債)24,998千円の減少によるものです。
③ 資本
当中間連結会計期間における資本は6,515,034千円となり、前連結会計年度末に比べ275,552千円増加しました。主な要因は、自己株式の取得による301,310千円の減少に対し、その他の資本の構成要素278,608千円及び利益剰余金283,870千円の増加によるものです。
(2)経営成績の状況
当中間期連結会計期間(2025年4月~9月。以下、「当中間期」)における当社グループの売上収益は、主力であるソフトウェア事業の継続的な拡大により、前年同期比4.0%増の1,607,814千円となりました。
利益は、ソフトウェア事業の強固な収益性を維持したことに加え、企業投資事業における抜本的な構造改革の進展により利益水準が向上した結果、営業利益523,487千円、税引前中間利益470,271千円、親会社の所有者に帰属する中間利益418,328千円となりました。
当中間連結会計期間(以下、「当中間期」)における連結業績は以下のとおりです。
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区分 |
前中間期 |
当中間期 |
増減率 |
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売上収益 |
1,545,977千円 |
1,607,814千円 |
4.0% |
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営業利益 |
72,422千円 |
523,487千円 |
622.8% |
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税引前中間利益(△は損失) |
△88,192千円 |
470,271千円 |
-% |
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親会社の所有者に帰属する 中間利益(△は損失) |
△125,874千円 |
418,328千円 |
-% |
<当社の報告セグメント>
当社は、「ソフトウェア事業セグメント」と「投資事業セグメント」の2つを報告セグメントとしています。
≪ソフトウェア事業セグメント≫
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前中間期 |
当中間期 |
前年同期比 |
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売上収益 |
1,545,977千円 |
1,607,814千円 |
104.0% |
<売上収益の状況>
データ連携ツール「ASTERIA Warp」は、SAP 2027年問題対策やレガシーシステムの刷新ニーズを背景に堅調に推移し、前年同期比3.0%増収の1,382百万円となりました。また、サブスクリプション(月額課金販売)モデルは35.0%の増収を記録し、売上収益の安定化も加速しています。8月にはiPaaS製品「Warp Cloud」の提供開始や、日本円建ステーブルコインJPYCに対応した新アダプターの開発に着手するなど、新たな市場ニーズにも対応しています。
モバイルアプリ作成ツール「Platio」は、現場業務のデジタル化やDX需要の拡大により、多様な業界・業種での導入が進み、前年同期比32.4%の増収を記録しました。9月にはエンタープライズ向け製品「Platio Canvas」を提供開始、大規模な企業・部門にも対応し利用領域を拡大しています。
さらに、ノーコードアプリ開発ツールを手掛けるMikoSea株式会社の買収により、当社のノーコード製品ポートフォリオが拡大予定です。これにより、従来のビジネス用途に加えて個人向けニーズにも対応領域が広がり、第3四半期以降の事業拡大に向けてシナジー効果の創出を追求してまいります。
≪投資事業セグメント≫
Asteria Vision Fund Ⅰ,L.P.(AVF-1)を通じて、当社のソフトウェア事業と同じ「D4G」(Data, Device, Decentralized, Design for Green)領域への投資を実施しており、その業績は、国際会計基準に基づき投資先の評価額の増減を計上しています。
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前中間期 |
当中間期 |
前年同期比 |
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評価・売却額の増減(△は減少) |
△271,439千円 |
163,460千円 |
-% |
Asteria Vision Fund Ⅰ,L.P.(AVF-1)を通じて、当社のソフトウェア事業と同じ「D4G」(Data, Device, Decentralized, Design for Green)領域への投資を実施し、国際会計基準に基づいて投資先の評価損益を計上しており、当中間期においては、主としてSpaceX社の評価益を計上しました。
また、セグメント状況は下記のとおりとなります。
①報告セグメントの概要
当企業グループの報告セグメントは、当企業集団の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、「ソフトウェア事業」及び「投資事業」の2つを報告セグメントとし、2つの事業を基礎として組織が構成されています。
「ソフトウェア事業」には、当社が創業来拡大している企業向けの事業で構成されます。
「投資事業」は、米国に拠点を置く100%子会社Asteria Vision Fund Inc.が管理する投資で構成されております。
②報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及び資産の金額に関する情報
前中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
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報告セグメント |
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調整額 (注1) |
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連結 |
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ソフトウェア事業 |
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投資事業 |
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計 |
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千円 |
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千円 |
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千円 |
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千円 |
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千円 |
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売上収益 |
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外部収益 |
1,545,977 |
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- |
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1,545,977 |
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- |
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1,545,977 |
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セグメント間収益 |
- |
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- |
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- |
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- |
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- |
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合計 |
1,545,977 |
|
- |
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1,545,977 |
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- |
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1,545,977 |
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セグメント利益(△は損失) (注2) |
374,110 |
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△305,901 |
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68,209 |
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- |
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68,209 |
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その他の収益及び費用(注2) |
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4,213 |
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金融収益 |
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10,882 |
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金融費用 |
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165,536 |
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持分法による投資損益(△は損失) |
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△5,960 |
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税引前中間利益(△は損失) |
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△88,192 |
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その他の項目 |
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減価償却費及び償却費 |
114,521 |
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90 |
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114,611 |
|
- |
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114,611 |
(注)1.「調整額」は、主としてセグメント間取引消去額を表示しております。
2.セグメント利益は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しておりますが、その他の収益及び費用のうち、Asteria Vision Fund Ⅰ,L.P.で保有する純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する評価損益は投資事業のセグメント利益に振り替えております。
当中間連結会計期間(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
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報告セグメント |
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調整額 (注1) |
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連結 |
||||
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ソフトウェア事業 |
|
投資事業 |
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計 |
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||
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千円 |
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千円 |
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千円 |
|
千円 |
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千円 |
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売上収益 |
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外部収益 |
1,607,814 |
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- |
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1,607,814 |
|
- |
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1,607,814 |
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セグメント間収益 |
- |
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- |
|
- |
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- |
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- |
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合計 |
1,607,814 |
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- |
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1,607,814 |
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- |
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1,607,814 |
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セグメント利益(△は損失) (注2) |
346,157 |
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149,738 |
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495,895 |
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- |
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495,895 |
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その他の収益及び費用(注2) |
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27,592 |
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金融収益 |
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6,452 |
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金融費用 |
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63,412 |
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持分法による投資損益(△は損失) |
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3,744 |
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税引前中間利益(△は損失) |
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470,271 |
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その他の項目 |
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減価償却費及び償却費 |
143,980 |
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- |
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143,980 |
|
- |
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143,980 |
(注)1.「調整額」は、主としてセグメント間取引消去額を表示しております。
2.セグメント利益は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しておりますが、その他の収益及び費用のうち、Asteria Vision Fund Ⅰ,L.P.で保有する純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する評価損益は投資事業のセグメント利益に振り替えております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)は前連結会計年度末より、97,365千円減少し、2,716,697千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は326,688千円(前年同期557,740千円の獲得)となりました。主に税引前中間利益470,271千円の増加のほか、その他の収益191,345千円(主に投資にかかる未実現利益)の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、獲得した資金は32,857千円(前年同期796,657千円の獲得)となりました。主に投資の売却及び償還による収入36,704千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は465,140千円(前年同期184,266千円の使用)となりました。主に自己株式の取得による支出301,445千円及び配当金の支払額134,072千円によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、119,108千円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当中間連結会計期間において、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等については、重要な変更はありません。