E31936 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和され持ち
直しの動きがみられたものの、国際情勢に関連した円安やエネルギー・原材料価格の上昇による物価高騰などによ
り先行きは依然として不透明な状況が続いております。
海外レジャー旅行市場に関しては、円安や航空機の座席供給不足による旅行費用の高騰及び世界的な物価上昇等の影響をうけたものの、旅行需要は回復傾向で推移しました。また、国内レジャー旅行市場に関しては、政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」の終了及び旅行費用の高止まりを含む物価高等の影響をうけ、旅行需要の回復ペースは鈍化して推移しました。
このような状況のもと、当社の旅行関連事業におきましては、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開
発を進めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は売上高1,941,014千円(前年同期比32.5%増)、営業利益105,438千円(前年同期は82,843千円の営業損失)、経常利益110,765千円(前年同期は36,831千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益46,391千円(前年同期は61,748千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏し
いため、記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は6,320,765千円(前連結会計年度末比82,520千円減少)となりました。これは主に、その他流動資産が176,131千円増加した一方で、投資有価証券が217,241千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は753,360千円(前連結会計年度末比19,001千円増加)となりました。これは主に、その他流動負債が66,660千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は5,567,405千円(前連結会計年度末比101,521千円減少)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益46,391千円を計上した一方で、その他有価証券評価差額金が150,746千円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。