売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E00755 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)の当社グループの売上高は1,072億4千3百万円前年同期比1.4%減)、営業利益は63億2千8百万円前年同期比36.3%減)となりました。経常利益は海外における金利の上昇に伴う受取利息の増加などにより64億3千5百万円前年同期比36.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、連結子会社であるスミトモ セイカ ポリマーズ コリア カンパニー リミテッドにおける異常操業損失4億3千2百万円を特別損失に計上したことなどにより、40億2千5百万円前年同期比49.3%減)となりました。

また、1株当たり四半期純利益は298.80円、ROEは4.6%となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現預金や売掛債権の増加などにより前期末に比べ60億6千6百万円増加し、1,327億1千7百万円となりました。負債は、買掛金や借入金の増加などにより前期末に比べ26億3千3百万円増加し、426億2千3百万円となりました。

純資産は、前期末に比べ34億3千2百万円増加し、900億9千4百万円となりました。また、自己資本比率は前期末に比べ0.5ポイント下落し、67.9%となりました。

 

第1四半期連結会計期間より、各セグメントの損益の実態をより適正に反映させるため、全社費用の配賦基準を変更しております。前年同期の営業利益は変更後の基準を適用した数値に組み替えております。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

<吸水性樹脂セグメント>

当セグメントでは、売上高は793億5千4百万円前年同期比1.7%減)、営業利益は39億6千万円前年同期比32.2%減)となりました。これは原燃料価格下落に伴う販売価格の低下などによるものであります

 

<機能マテリアルセグメント>

当セグメントでは、売上高は276億2千3百万円前年同期比0.7%減)、営業利益は23億1千3百万円前年同期比42.1%減)となりました。これはエレクトロニクスガスやラテックス製品、医薬中間体の販売数量が減少したことや、固定費の増加などによるものであります。

 

<その他セグメント>

当社グループは上記事業のほか、製造受託事業等を行っております。当セグメントでは、売上高は2億6千5百万円前年同期比5.5%減)、営業利益は5千3百万円となりました。

 

 

 (2) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は20億4千7百万円であります。