売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E05218 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものです。

 なお、2022年8月31日に行われた株式会社SHIFFONとの企業結合において、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、第2四半期連結会計期間に確定しております。この会計処理の確定に伴って、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映された後の金額によっております。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間(4月~12月)は、売上高は9,537百万円(前年同期比42.6%増)となりました。HOI事業として前連結会計年度中に連結子会社化した株式会社SHIFFONの売上が第1四半期より連結されていることが主な要因です。

 営業利益は806百万円(前年同期比24.3%増)となりました。また、EBITDAは1,146百万円(前年同期比34.7%増)と収益力も強化されました。

 EC事業につきましては、売上高4,636百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益536百万円(前年同期比20.1%増)となりました。企業のDX投資需要は引き続き旺盛であり、大型案件の受注が引き続き堅調なことから営業利益は大幅に改善しました。EBITDAも707百万円(前年同期比15.0%増)となりました。

 HOI事業につきましては、売上高4,900百万円(前年同期比112.1%増)、セグメント利益266百万円(前年同期比31.9%増)、EBITDAも435百万円(前年同期比84.4%増)となりました。連結子会社化した株式会社SHIFFONはアパレルを中心とした下期偏重の事業ポートフォリオを持つことから、当第3四半期は堅調に推移しました。

 

(参考)報告セグメント別の売上高及び営業利益、EBITDA            (%は対前年同四半期増減率)

セグメント別

売上高

営業利益

EBITDA

百万円

百万円

百万円

EC事業

4,636

+6.0

536

+20.1

707

+15.0

HOI事業

4,900

+112.1

266

+31.9

435

+84.4

調整額

-

-

3

-

3

-

9,537

+42.6

806

+24.3

1,146

+34.7

 

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、14,701百万円となりました。

 当第3四半期連結会計期間末における財政状態は次のとおりです。

 

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比で2,664百万円増加し、14,701百万円となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が1,095百万円、のれんが548百万円それぞれ増加したことによるものです。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比で2,474百万円増加し、11,066百万円となりました。主な要因は、短期借入金が188百万円、1年内償還予定の新株予約権付社債が510百万円それぞれ減少した一方で、預り金が1,417百万円、長期借入金が1,502百万円それぞれ増加したことによるものです。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比で190百万円増加し、3,634百万円となりました。主な要因は、自己株式が345百万円増加、非支配株主持分が240百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益を471百万円計上したほか、資本金及び資本剰余金がそれぞれ255百万円増加したことによるものです。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。