E03379 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、米国の通商政策による世界経済への影響や、物価の高騰等により個人消費の持ち直しに鈍さがみられたものの、雇用・所得環境の改善や企業業績の回復を背景に景気は緩やかな回復基調で推移しました。その中にあって、当社が事業基盤とする国内レジャー・集客エンタテインメント市場は、ライブ・イベント開催の活発な動きが継続し、大阪・関西万博や東京2025世界陸上の開催、大規模会場・大型興行の増加等により、コロナ禍前を大幅に上回る規模で極めて好況に推移しております。
こうした経営環境下、中期経営計画(2023~2025年度)の最終年度となる当中間連結会計期間における当社グループの連結業績は、大阪・関西万博の成功に伴う周辺事業の拡大、当社主催・企画・運営イベントの増加に加え、来日アーティストや人気グループの大規模公演、夏フェス、プロスポーツ、ミュージカル、レジャー等のチケット販売が好調に推移した結果、取扱高ベースでの売上は1,570億円を超える過去最高の水準となりました。また、昨年10月からのチケットぴあサービス利用料の一部改訂によるコスト構造の改善もあり、約7%の給与アップを含めた人的資本投資、新規事業への開発投資、次世代に向けたシステム改修等の各種投資コストを吸収する形で、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益のすべてにおいて前期実績、ならびに期初想定数値を大幅に上回って順調に推移しました。
以上の結果、当社グループの当中間連結会計期間の連結業績は、売上高262億52百万円(対前年同期比123.9%)、営業利益29億94百万円(対前年同期比243.8%)、経常利益30億76百万円(対前年同期比284.8%)、親会社株主に帰属する中間純利益19億61百万円(対前年同期比299.5%)となりました。
売上に貢献した主なイベントや商品は次のとおりであります。
<イベント(主催事業含む)>
・大阪・関西万博
・プロ野球公式戦/サッカーJリーグ/大相撲
・神宮外苑花火大会
・東京2025世界陸上
・ぴあフェス(PIA MUSIC COMPLEX)
・ONE OK ROCK/Mrs.GREEN APPLE/Vaundy
・UVERworld/福山雅治
・LADY GAGA/Travis Scott/Billie Eilish
・Stray Kids/NiziU/ATEEZ
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL/Animelo Summer Live 2025/WILD BUNCH FEST.
・ミュージカル「レ・ミゼラブル」ワールドツアースペクタキュラー
・初音ミク「マジカルミライ」
・劇団☆新感線
・おかあさんといっしょスペシャルステージ
<メディア商品>
・「大阪・関西万博ぴあ(第一弾)」
・「大阪・関西万博ぴあ(完全攻略編)」
・「大阪・関西万博写真集」
・大谷翔平語録「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」
・「森のカフェと緑のレストラン」シリーズ
・「HYDE写真集」
②財政状態の状況
当中間連結会計期間末の総資産は、1,142億80百万円となり、前連結会計年度末と比較して121億30百万円増加いたしました。流動資産は917億55百万円(前連結会計年度末比120億92百万円増)となりました。変動の主なものは、現金及び預金の増加(同142億95百万円)であります。固定資産は225億25百万円(前連結会計年度末比37百万円増)となりました。変動の主なものは、有形固定資産の減少(同3億77百万円)、無形固定資産の増加(同4億32百万円)によるものであります。
負債は、1,050億15百万円となり、前連結会計年度末と比較して101億4百万円増加いたしました。流動負債は869億36百万円(前連結会計年度末比106億71百万円増)となりました。変動の主なものは、買掛金の増加(同64億94百万円)であります。固定負債は180億78百万円(前連結会計年度末比5億67百万円減)となりました。変動の主なものは、長期借入金の減少(同5億12百万円)であります。
純資産は、92億65百万円となり、前連結会計年度末と比較して20億26百万円増加いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する中間純利益の計上により利益剰余金が19億61百万円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して142億95百万円増加し、当中間連結会計期間末は605億97百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは164億50百万円の収入(前年同中間期は139億19百万円の収入)となりました。この主要因は、売上の漸次増による仕入債務の増加が64億94百万円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは16億44百万円の支出(前年同中間期は9億87百万円の支出)となりました。この主要因は、有形固定資産の取得による支出が1億43百万円、無形固定資産の取得による支出が15億50百万円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは5億10百万円の支出(前年同中間期は5億10百万円の支出)となりました。この主要因は、長期借入金の返済による支出が5億7百万円であったことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。