売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E05273 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。また、当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、原材料価格やエネルギーコストの高騰に伴う継続的な物価上昇や円安による影響に加え、世界各国の金融引締めによる影響など景気の先行き懸念はあるものの、個人消費やインバウンド需要の回復など、景気の持ち直しに期待がかかる状況となっております。

当社グループが属する情報サービス業界は、クラウドサービスやセキュリティ対策を含めた、デジタル変革に対する投資需要が引き続き継続しているものの、一方で技術力・マネジメント力のあるエンジニア人材の確保が重要な課題となっており、当社グループにおいても就業環境の整備や従業員への教育・育成に引き続き力を注ぎ、この課題に対応しています。

このような状況下、株式会社テスクは、主力オリジナルパッケージソフトウェア導入案件の堅調な受注獲得と順調な開発の推進、これに伴うクラウドサービスや保守サポートなどの定常収入案件の増加により売上の安定確保ができたことから、概ね計画のとおりに事業を進めることができました。

また、第2四半期より連結子会社となりました株式会社サンプランソフトも、主力オリジナルパッケージソフトウェア導入案件の順調な開発の推進等により堅調に売上及び利益を確保することができております。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は19億43百万円、営業利益は2億66百万円、経常利益は2億67百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億15百万円となりました。

 1.財政状態

①資産

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、16億82百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金が10億64百万円、売掛金及び契約資産が3億88百万円、仕掛品が1億1百万円であります。

 固定資産は、23億51百万円となりました。主な内訳は、建物及び構築物が11億38百万円、土地が4億61百万円、その他の有形固定資産が2億64百万円、無形固定資産が1億42百万円、投資その他の資産が3億44百万円であります。

 この結果、資産合計は40億33百万円となりました。

②負債

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、5億89百万円となりました。主な内訳は、買掛金が76百万円、未払法人税等が93百万円、前受金及び契約負債が77百万円、賞与引当金が54百万円、その他の流動負債が2億20百万円であります。

 固定負債は、18億15百万円となりました。主な内訳は、長期借入金が16億30百万円であります。

 この結果、負債合計は、24億4百万円となりました。

③純資産

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、16億28百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金が13億98百万円であります。

 2.経営成績

 当第3四半期連結累計期間の売上高は19億43百万円、営業利益は2億66百万円、経常利益は2億67百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億15百万円となりました。

 

 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。

 

 (3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、75百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。