株式会社サイバーセキュリティクラウド

ブランドなど:攻撃遮断くんWafCharm
情報・通信業システムグロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E35354 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は1,743,239千円となり、前連結会計年度末に比べ403,358千円減少いたしました。これは主に売掛金が101,800千円増加した一方で、現金及び預金が482,472千円減少したことによるものであります。固定資産は682,978千円となり、前連結会計年度末に比べ48,497千円増加いたしました。

これは主に無形固定資産が23,769千円、投資その他の資産が22,870千円増加したことによるものであります。

 この結果、資産合計は2,426,217千円となり、前連結会計年度末に比べ354,861千円減少いたしました。

 

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は809,117千円となり、前連結会計年度末に比べ57,691千円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が61,665千円増加した一方で、その他が127,750千円減少したことによるものであります。固定負債は350,439千円となり、前連結会計年度末に比べ258,700千円増加いたしました。これは長期借入金が258,700千円増加したことによるものであります。

 この結果、負債合計は1,159,556千円となり、前連結会計年度末に比べ201,008千円増加いたしました。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,266,661千円となり、前連結会計年度末に比べ555,870千円減少いたしました。これは主に利益剰余金が209,347千円増加した一方で、自己株式の取得により769,113千円減少したことによるものであります。

 

(2)経営成績の状況

 当社グループは「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という経営理念を掲げ、サイバーセキュリティに関する社会課題を解決し、社会へ付加価値を提供すべく事業に取り組んでおります。

 当第1四半期連結累計期間において、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」や「WafCharm」をはじめとするプロダクトのユーザー数が堅調に推移したことに加え、2023年9月に受託したデジタル庁のガバメントクラウドのセキュリティ案件が業績に寄与いたしました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高953,586千円(前年同期比32.5%増)、営業利益315,303千円(前年同期比94.2%増)、経常利益342,851千円(前年同期比110.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益235,084千円(前年同期比111.9%増)となりました。

 なお、当社グループはサイバーセキュリティ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の総額は、36,457千円となりました。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。