株式会社ラウンドワン

ブランドなど:ラウンドワンギガクレーンゲームスタジアム
サービス業娯楽施設プライムTOPIX Small 1

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04710 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢の改善や、賃上げの影響により個人消費を中心に緩やかな回復基調が見られました。

 他方、世界経済においては、プラス成長を維持しているものの減速傾向にあり、依然として世界情勢等の影響を注視する必要がある状況が続いております。

 このような状況の中、当社グループは日本において、引き続き一部店舗の「ギガクレーンゲームスタジアム」への改装を順次行ったほか、アーティストやアニメ等との期間限定コラボキャンペーンやテレビコマーシャルの全国放送を実施し、業績向上に努めました。また、昨今の経済状況を勘案しボウリング・スポッチャにて料金の見直しを実施しております。

 米国においては、営業基盤を拡大すべく、新たに2023年12月にアローヘッド店(アリゾナ州)をオープンいたしました。その他、引き続き「Mega Crane Zone」への改装をはじめとしたアミューズメント機器の積極的な導入を行っております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高113,393百万円(前年同四半期比11.8%増)、営業利益13,354百万円(前年同四半期比50.1%増)、経常利益13,232百万円(前年同四半期比50.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9,541百万円(前年同四半期比56.1%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(日本)

 引き続き一部店舗の「ギガクレーンゲームスタジアム」への改装を順次行ったほか、アーティストやアニメ等との期間限定コラボキャンペーンやテレビコマーシャルの全国放送を実施し、業績向上に努めました。また、カラオケにおきましてはJOYSOUNDの新機種となる「JOYSOUND X1」を導入し、ボウリング・スポッチャにおきましては昨今の経済状況を勘案し料金の見直しを実施しております。

 以上の結果、ボウリングは前年同四半期比10.8%増、アミューズメントは前年同6.4%増、カラオケは前年同19.2%増、スポッチャは前年同18.8%増となりました。

(米国)

 営業基盤を拡大すべく、新たに2023年12月にアローヘッド店(アリゾナ州)をオープンいたしました。その他、引き続き「Mega Crane Zone」への改装をはじめとしたアミューズメント機器の積極的な導入を行っております。

 以上の結果、ボウリングは前年同四半期比1.5%増、アミューズメントは前年同14.2%増、カラオケは前年同16.1%増、スポッチャは前年同13.7%増となりました。

(その他)

 その他の事業セグメントにおいては、中国にアミューズメント施設の出店準備を進めるとともに、ラウンドワンデリシャスの事業展開準備を行っております。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ

りません。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要

な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。