売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04996 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間における日本経済は、各種政策の効果もあり、個人消費、設備投資及び雇用情勢は持ち直しの動きが見られるものの、物価上昇等の影響に引き続き留意する必要があります。

 このような状況下において、当社グループは、高機能で付加価値の高い商品・サービスを提供することにこだわり、既存ビジネスによる安定した収益を基盤としつつ、個人向け・法人向けともに売上高の拡大に向けた提案力の強化や、新たな収益の柱となる新商品・サービスの企画、開発に取り組んでまいりました。

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は306億47百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は137億32百万円(前年同期比8.2%減)、経常利益は139億37百万円(前年同期比7.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93億33百万円(前年同期比10.6%減)となりました。

 当社はソフトウエア関連事業の単一セグメントでありますが、個人向け・法人向けに分類すると、個人向け事業の売上高は217億78百万円(前年同期比5.0%減)、法人向け事業は88億69百万円(前年同期比8.0%増)となりました。

 また、サブスクリプション方式で商品・サービスを提供している事業によるストックビジネスの売上高は230億32百万円(前年同期比1.2%減)、全社売上高に占める割合は75.2%となりました。

 

② 財政状態の分析

(資産)

  資産合計は、前連結会計年度末比55億7百万円増加の1,049億65百万円となりました。これは現金及び預金が90億98百万円増加したこと、有価証券が20億円減少したことが主な要因です。

(負債)

  負債合計は、前連結会計年度末比23億90百万円減少の133億90百万円となりました。これは未払法人税等が19億47百万円減少したことが主な要因です。

(純資産)

  純資産合計は、前連結会計年度末比78億97百万円増加の915億75百万円となりました。これは利益剰余金が79億76百万円増加したことが主な要因です。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3) 研究開発活動

  当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億66百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。