E24991 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績
当第1四半期連結累計期間(2023年10月1日~2023年12月31日)における景気の動向は、緩やかに回復の動きがみられたものの、依然として不透明な状況で推移しました。
このような環境の中、中期経営計画のテーマ「グループ各事業の持続可能な経営による節度ある成長の実現」に取り組んでおります。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高16,614百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益3,534百万円(同6.2%増)、経常利益3,573百万円(同6.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,006百万円(同14.7%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 化粧品事業
化粧品事業は、売上高13,498百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益3,674百万円(同6.3%増)となりました。
② 医薬・食品事業
医薬・食品事業は、売上高2,763百万円(前年同期比0.9%減)、セグメント利益415百万円(同1.9%増)となりました。
③ その他の事業
その他の事業は、売上高351百万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益46百万円(同6.0%減)となりました。
(2)財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5,500百万円減少し、71,745百万円となりました。主に、現金及び預金が4,096百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ954百万円増加し、24,995百万円となりました。主に、未払法人税等が365百万円、流動負債(その他)が358百万円それぞれ増加したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ6,455百万円減少し、46,749百万円となりました。主に、前期末配当7,514百万円による減少と、親会社株主に帰属する四半期純利益1,006百万円により、利益剰余金が6,508百万円減少したことによるものです。
この結果、自己資本比率は64.6%となりました。
(3)キャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,095百万円減少し、22,070百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は3,754百万円(前年同期比1,591百万円の収入増)となりました。主に、税金等調整前四半期純利益3,573百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は292百万円(前年同期比26百万円の支出減)となりました。主に、有形固定資産の取得による支出289百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は7,463百万円(前年同期比164百万円の支出増)となりました。主に、配当金の支払7,441百万円によるものであります。
(4)優先的に対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、252百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。