株式会社unerry

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情報・通信業ソフトウエアグロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E37815 


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化に伴い、景気の緩やかな回復が続く一方、円安傾向の継続や国際情勢の緊迫化、エネルギー価格の高騰による物価上昇など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。

このような経営環境のなか、当社は、ミッションである「心地よい未来を、データとつくる。」の実現に向け、リアル行動ビッグデータの収集体制の拡充や解析精度の向上、サービス開発の推進など、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank®」の基盤及び利活用の強化に注力してまいりました。

当社が「スマートサービス実装促進事業者」として採択されている「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」においては、エリア分析による街の課題とニーズの可視化や、デジタル広告によるサービス認知の獲得支援等を通じて、人流ビッグデータに基づくさまざまな支援を行ってまいりました。

また、「スーパーマーケット・トレードショー2024」や「リテールテックJAPAN 2024」への出展等を通じて、プロダクト及びサービスの広報活動を積極的に行ってまいりました。

以上の取り組みの結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高2,085,189千円(前年同四半期比30.6%増)、営業利益173,420千円(前年同四半期比162.5%増)、経常利益174,305千円(前年同四半期比182.8%増)、四半期純利益116,191千円(前年同四半期比369.5%増)、リカーリング顧客売上高1,902,576千円、リカーリング顧客売上高比率91.2%、リカーリング顧客数104社、リカーリング顧客平均売上高18,294千円、NRR129.5%となりました。

なお、当社はBeacon Bank事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べて635,017千円増加し、2,145,566千円となりました。これは主に、売掛金及び契約資産の増加380,189千円、現金及び預金の増加248,799千円によるものであります。

 

(負債)

当第3四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べて60,715千円増加し、474,171千円となりました。これは、買掛金の増加94,195千円、その他の増加44,333千円、未払法人税等の増加27,179千円、1年内返済予定の長期借入金の減少104,993千円によるものであります。

 

(純資産)

当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて574,302千円増加し、1,671,394千円となりました。これは主に、資本剰余金の増加464,370千円、利益剰余金の増加116,191千円によるものであります。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、7,134千円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。