売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01205 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

 当第1四半期累計期間(2024年1月1日~2024年3月31日)におけるわが国経済は、景気は、足踏みもみられるものの、緩やかに回復している状況で推移いたしました。また、先行きにつきましては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されますが、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があるとされております。さらに、令和6年能登半島地震の経済に与える影響に十分注意する必要があるとされております。

 このような環境の中、当第1四半期累計期間の売上高は、294百万円(前年同四半期比94.1%増)に、営業利益は6百万円(前年同四半期は営業損失94百万円)に、経常利益は2百万円(前年同四半期は経常損失97百万円)に、四半期純利益は12百万円(前年同四半期は四半期純損失97百万円)となりました。

 セグメントの業績は、次のとおりであります。当第1四半期会計期間から、「その他事業」に含まれていた「半導体加工事業」について量的な重要性が増したため、基板事業、半導体加工事業、不動産賃貸事業の3つの事業に区分いたしました。

①基板事業

 売上高は191百万円(前年同四半期比53.7%増)となりました。セグメント損失は、1百万円(前年同四半期はセグメント損失74百万円)となりました。

②半導体加工事業

 売上高は76百万円(前年同四半期比3,593.2%増)となりました。セグメント損失は、2百万円(前年同四半期はセグメント損失15百万円)となりました。

③不動産賃貸事業

 売上高は26百万円(前年同四半期比5.4%増)となりました。セグメント利益は、10百万円(前年同四半期はセグメント損失4百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べて76百万円増加し、1,193百万円となりました。

 流動資産は、現金及び預金の増加等により88百万円増の353百万円に、固定資産は、減価償却費の計上等により12百万円減の839百万円となりました。

 負債は、未払金の減少等により59百万円減少し、860百万円となりました。

 純資産は、新株式申込証拠金の払込み及び四半期純利益の計上等により135百万円増加し、333百万円となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。