売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E38157 


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における当社を取り巻く環境は、インバウンド増加と国内需要の回復による社会経済活動の正常化が進み、緩やかに回復してまいりました。一方で、緊迫した世界情勢に加え、個人消費においては物価の高騰を背景とした生活防衛意識の高まりなど、依然として厳しい状況が続いております。

このような経済環境の中、当社グループは引き続きオンライン化の活用や、リアルとのハイブリッド開催が求められる多様な場面において、仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を活用し、メタバース空間でのイベントの開催等を行うメタバースサービスや、各会社様の社内イベントや展示会、各種カンファレンス等の多様なイベントを実施するXRイベントサービス、XR全般で企業の課題解決を支援するXRソリューション開発事業、様々なメタバースプラットフォームを駆使し顧客企業のニーズに沿ったプランを提供する新規事業開発事業、ゲームを中心としたテスト業務受託を行うQA事業などのXR周辺サービスを提供してまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高400,929千円(前年同期比59.0%増)、営業損失31,514千円(前年同四半期は営業損失41,284千円)、経常損失31,752千円(前年同四半期は経常損失41,861千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失33,406千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失29,317千円)となりました。

なお、当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。

 

(資産)

当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,449,360千円(前連結会計年度末比37,810千円減)となりました。

流動資産は1,122,747千円(前連結会計年度末比17,898千円減)となりました。主な減少要因は、「現金及び預金」が104,239千円減少したことによるものであります。

固定資産は326,612千円(前連結会計年度末比19,911千円減)となりました。主な減少要因は、「のれん」が8,335千円減少したことによるものであります。

 

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は337,019千円(前連結会計年度末比4,586千円減)となりました。

流動負債は282,364千円(前連結会計年度末比15,663千円増)となりました。主な増加要因は、「買掛金」が11,520千円増加したことによるものであります。

固定負債は54,655千円(前連結会計年度末比20,249千円減)となりました。主な減少要因は、「長期借入金」が20,198千円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,112,340千円(前連結会計年度末比33,224千円減)となりました。主な減少要因は、「利益剰余金」が33,406千円減少したことによるものであります。

 

企業の安定性を示す自己資本比率は、当第1四半期連結会計期間末は76.7%であります。また、支払い能力を示す流動比率は、397.6%となっております。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、9,763千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。