売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01292 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高につきましては585億6千8百万円と前年同期比11億9百万円(1.9%)の減収となりました。これは、製品価格は引き続き上昇したものの、建築現場における工事遅延等により製品出荷量が前年対比で減少したことを主因としております。

利益につきましては、製造コストの削減効果に加え、製品価格と原材料価格の差である値差が改善したことなどから、営業利益は前年同期比45億5千5百万円増益(162.1%)の73億6千5百万円、経常利益は前年同期比47億7千万円増益(149.1%)の79億7千万円、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては前年同期比30億5千4百万円増益(129.4%)の54億1千4百万円となりました。

 

なお、セグメントの業績は次の通りであります。

鉄鋼事業・・・売上高は製品販売量の減少などから、579億7千5百万円と対前年同期比11億1千6百万円(1.9%)の減収となりました。また、セグメント利益(営業利益)は製品価格と原材料価格の差である値差が改善したことなどから、71億8千万円の利益と前年同期比47億8千5百万円(199.8%)の増益となりました。

そ の 他・・・売上高は34億8千5百万円と前年同期比2億9千4百万円(7.8%)の減収、セグメント利益は1億5千2百万円と前年同期比2億2千6百万円(59.8%)の減益となりました。

 

② 財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、主として現金及び預金及び投資有価証券の増加により、前期末に比べ16億7千2百万円増加し、714億4千5百万円となりました。

負債合計は、主として支払手形及び買掛金の減少により、前期末に比べ23億1千6百万円減少し、213億7百万円となりました。

純資産合計は、主として利益剰余金の増加により、前期末に比べ39億8千8百万円増加し、501億3千8百万円となりました。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は173百万円であります。