売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01320 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期累計期間における経済状況は、コロナ禍からの脱却が進み、経済社会が正常化する中で緩やかに回復している一方、エネルギ-コスト、材料費の高止まり、円安の加速、金融資本市場の変動など先行き景況感は不透明な状況が続いております。

国内の住宅市場は建設コストの増加が戸建住宅を中心に需要を下押ししており、依然厳しい経営環境が続いております。

このような状況のなか、当第3四半期累計期間における当社の経営成績は、売上高につきましては、主力製品である新設住宅用建材が伸び悩むものの、リフォ-ム事業の受注増加により、ほぼ前年並みとなりました。一方利益面では、主力製品における原材料価格の高騰が継続する中、業務の効率化等によるコスト削減に取組む他、リフォ-ム事業の利益率改善にも取組んでまいりましたが、主力製品の利益を賄うことができず、前年同期を大きく下回る結果となりました。

その結果、売上高につきましては、73億9千8百万円(前年同期は74億3千2百万円,△0.5%)となりました。

利益面につきましては、営業損失で2百万円(前年同期は営業利益で2億1千2百万円)、経常利益で1億1千2百万円(前年同期は3億2千1百万円,△65.1%)、四半期純利益は4千9百万円(前年同期は2億4千8百万円,△79.9%)となりました。

資産合計は、前事業年度末に比べて3億2千2百万円増加して117億7千9百万円となりました。主な内容としては、受取手形(電子記録債権を含む)及び売掛金が1億6千4百万円減少したこと、市場価格が前事業年度末に比べ増加したことにより投資有価証券及び関係会社株式の評価が合わせて4億1百万円増加したことによるものであります。

負債合計は、前事業年度末に比べて6千6百万円増加して26億5千9百万円となりました。主な内容としては、支払手形及び買掛金が1億1千3百万円増加したこと、未払法人税等が6千7百万円減少したことによるものであります。

純資産合計は、前事業年度末に比べて2億5千5百万円増加して91億2千万円となりました。主な内容としては、その他有価証券評価差額金が2億7千8百万円増加したことによるものであります。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費は7千4百万円であります。