売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01419 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国の景気は、円安進行による輸入諸物価の上昇で個人消費が鈍化しましたが、堅調な企業業績を背景とした旺盛な設備投資意欲に支えられ緩やかな回復が続きました。また、海外は欧米各国のインフレ鎮静化に資する金融引き締め政策の継続によって景気下押し圧力がみられました。さらに、長期化するウクライナ紛争や中東情勢などの地政学的リスク、中国の景気減速に加えて各国の金融・財政政策などによる世界経済後退懸念が継続しており、先行きは不透明な状況が続くとみられます。当社グループの主要な取引先である自動車業界では、一部メーカーの工場稼働停止によって自動車生産台数が減少したものの、徐々に生産活動は正常化に向かうとみられます。また、コロナ禍で蓄積された底堅い需要に応えるためにサプライチェーンを含めて挽回生産を続けることが期待されます。こうしたなか、当第1四半期連結累計期間の連結売上高は堅調な国内需要を背景に前年同四半期比10.3%増加し3,785,028千円となりました。

利益面につきましては、営業利益が313,806千円(前年同四半期比7.0%増)となりました。経常利益は572,623千円(前年同四半期比19.9%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、408,603千円(前年同四半期比22.2%増)となりました。

 

(資産)

当第1四半期連結会計期間末の総資産の残高は、前連結会計年度末と比べ1,820,760千円増加し、31,337,669千円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末と比べ1,546,528千円増加し、19,132,123千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,478,977千円増加したことによります。

固定資産は、前連結会計年度末と比べ274,232千円増加し、12,205,546千円となりました。これは主に、建物及び構築物が674,523千円増加したことや建設仮勘定が566,514千円減少したこと等によります。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末の総負債の残高は、前連結会計年度末と比べ1,121,687千円増加し、6,949,775千円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末と比べ385,001千円増加し、4,607,141千円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が153,582千円増加したことや賞与引当金が113,975千円増加したこと等によります。

固定負債は、前連結会計年度末と比べ736,686千円増加し、2,342,634千円となりました。これは主に、長期借入金が699,687千円増加したことによります。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末の純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ699,072千円増加し24,387,894千円となりました。これは主に、利益剰余金が331,998千円増加したことやその他有価証券評価差額金が169,682千円増加したこと等によります。

 

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

特記すべき事項はありません。