売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01419 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、食料をはじめとした諸物価の上昇による下押し圧力が続いたものの、社会・経済活動の正常化が奏功して緩やかに回復しました。また、海外は、欧米を中心にインフレ抑制や金融引き締め効果による経済のスローダウンがみられたものの、底堅い雇用・所得環境に支えられて回復が持続しました。ただし、ウクライナ紛争の長期化や局地的なガザ情勢の地政学的な影響、中国経済の停滞や各国インフレ鎮静化への金融政策などが継続しており景気悪化への不透明感は拭いきれません。

当社グループの主要な取引先である自動車業界では、自動車部品サプライチェーンの供給回復や円安による底堅い輸出を背景とした堅調な需要が奏功して工場稼働が正常化したことで生産活動は持ち直しています。

こうした中、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は前年同四半期比10.0%増の10,786,707千円となりました。また、利益面につきましては、営業利益は、848,058千円(前年同四半期比3.1%減)となりました。経常利益は、1,445,430千円(前年同四半期比15.4%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,004,851千円(前年同四半期比14.8%減)となりました。

 

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、前連結会計年度末と比べ2,266,822千円増加し、28,646,052千円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末と比べ649,714千円増加し、17,385,146千円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が504,346千円増加したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末と比べ1,617,108千円増加し、11,260,906千円となりました。これは主に、投資有価証券が908,971千円増加したことなどによります。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の総負債の残高は、前連結会計年度末と比べ327,799千円増加し、5,561,743千円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末と比べ323,231千円増加し、4,282,948千円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が222,692千円増加したことや賞与引当金が132,384千円増加したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末と比べ4,568千円増加し、1,278,795千円となりました。これは主に、その他が293,045千円増加したことや長期借入金が289,250千円減少したことなどによります。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ1,939,022千円増加し、23,084,309千円となりました。これは主に、利益剰余金が851,641千円増加したことやその他有価証券評価差額金が638,630千円増加したことなどによります。

 

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

特記すべき事項はありません。