売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E31424 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当社は「すべての人に、人生を豊かにする教育を」をミッションとしたメディアサービスを展開しております。具体的には「塾ナビ」「みんなの学校情報」「コドモブースター」等、学習塾予備校領域、学校教育領域及び民間教育領域における領域ごとにポータルサイトの運営を行っており、継続的なコンテンツ拡充とユーザビリティの向上を実施し、認知度の向上及び顧客基盤の拡大を目指すことで、企業価値の向上に取り組んでまいりました。

 当社が事業展開する主要マーケットである教育業界では、企業のグローバル化に合わせた語学学習ニーズの増加に加え、個人向けeラーニングサービスや映像配信講座と個別指導を組み合わせた学習サービス、難関校の進学に特化したサービスを提供する個別指導塾の増加が継続しております。こうした市場環境において、オンライン集客の重要性や効果的且つ効率的なマーケティング手法へのニーズの高まりにあわせ、チラシやイベントにおける広告予算のWEBへの移行が継続し、インターネット広告への出稿比率が増加しております。

 このような中、学習塾ポータルサイト領域における競合他社が広告出稿を強化したことに伴い、当社においても広告出稿を強化したことで、売上高は概ね計画通りに進捗したものの、前年同期と比べて広告宣伝費が大きく増加いたしました。

 以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は864,702千円(前年同期比2.2%減)、営業利益は△29,579千円(前年同期は111,000千円の営業利益)、経常利益は△20,638千円(前年同期は111,011千円の経常利益)、四半期純利益は△25,603千円(前年同期は57,436千円の四半期純利益)となりました。

 なお、当社はインターネット・メディア事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期会計期間末における総資産は9,360,144千円となり、前事業年度末に比べ254,358千円減少いたしました。主な内訳は、売掛金が86,374千円増加、投資その他の資産に含まれる投資有価証券が232,110千円増加した一方、現金及び預金が558,035千円減少したことによるものであります。

 負債は432,876千円となり、前事業年度末に比べ273,680千円減少いたしました。主な内訳は、買掛金が48,710千円増加した一方、未払法人税等が182,234千円減少、流動負債のその他に含まれる未払金が83,764千円、未払消費税等が54,868千円減少したことによるものであります。

 純資産は8,927,267千円となり、前事業年度末に比べ19,322千円増加いたしました。内訳は、その他有価証券評価差額金が27,440千円増加、新株予約権が17,485千円増加した一方、利益剰余金が25,603千円減少したことによるものであります。なお、自己資本比率は93.9%となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因について

 当第1四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性について

 当第1四半期累計期間において、資本の財源及び資金の流動性に関する事項について重要な変更はありません。