売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E26446 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が緩和され、経済社会活動の正常化が進み、景気は持ち直しの動きがみられましたが、緊迫した国際情勢、資源価格の上昇、急激な円安の進行により、先行き不透明な状況が継続しております。

 このような環境のもと、当社グループは売上は計画通り推移しているものの、M&Aにかかる取得関連費用の増加、第1四半期より引き続き今後の事業に向けての人材の確保や賃金の上昇に伴い増加した人件費を補うまでに至りませんでした。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,162,031千円(前年同四半期比11.5%増)、営業利益は734,353千円(同△21.4%)、経常利益は752,103千円(同△20.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は403,232千円(同△34.9%)となりました。

 

 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。

 各セグメントの経営成績の数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。

 

〔グリーン事業〕

  グリーン事業につきましては、レンタルグリーンの新規契約獲得が計画通り推移したものの、人件費の増加により増収減益となりました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は5,272,981千円(前年同四半期比15.7%増)、営業利益は811,204千円(同△3.2%)となりました。売上高営業利益率は、関東エリアは21.1%(前年同四半期22.9%)、関西エリアは23.3%(同26.4%)、海外エリアは△4.8%(同△0.1%)となりました。

 

〔卸売事業〕

 卸売事業につきましては、新規顧客の獲得に注力し、増収増益となりました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は687,173千円(前年同四半期比0.8%増)、営業利益は53,021千円(同1.3%増)となりました。

 

〔小売事業〕

 小売事業につきましては、クリスマスや正月に伴い売上は増加したものの、M&Aにかかる取得関連費用の増加に伴い増収減益となりました。

 以上の結果、当セグメントの売上高は1,406,634千円(前年同四半期比2.7%増)、営業利益は△156,074千円(前年同四半期は22,343千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は15,036,475千円となり、前連結会計年度末に比べて1,991,730千円の増加(15.3%増)となりました。

 このうち流動資産は7,046,761千円となり、前連結会計年度末に比べて495,100千円の減少(6.6%減)となりました。これは主に現金及び預金が1,329,991千円減少し、受取手形及び売掛金が665,304千円増加したこと等によるものであります。また、固定資産は7,989,713千円となり、前連結会計年度末に比べて2,486,831千円の増加(45.2%増)となりました。これは主にのれんが1,689,756千円増加し、投資有価証券が200,149千円増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は4,059,818千円となり、前連結会計年度末に比べて1,583,631千円の増加(64.0%増)となりました。これは主に短期借入金が329,664千円増加し、1年内返済予定の長期借入金が257,250千円増加し、長期借入金が550,719千円増加したこと等によるものであります。

 

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は10,976,657千円となり、前連結会計年度末に比べて408,099千円の増加(3.9%増)となりました。これは主に、利益剰余金が290,329千円増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの分析

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、3,719,651千円となり、前連結会計年度末に比べて1,340,383千円の減少となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは284,182千円(前年同四半期比13,164千円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益752,103千円、減価償却費143,657千円、のれん償却額66,918千円等の収入に対し、法人税等の支払額340,718千円、売上債権の増加額264,781千円等の支出があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは△1,535,932千円(前年同四半期比1,107,878千円の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出200,000千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出685,645千円、事業譲受による支出451,772千円等の支出があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは△124,061千円(前年同四半期比15,398千円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額108,297千円等があったことによるものであります。

 

(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(7)研究開発活動

 該当事項はありません。