売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E27761 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響は緩和され、社会経済活動の正常化が進み、景気の持ち直しの動きが見られました。しかしながら、不安定な国際情勢による資源・エネルギー価格の高騰や為替変動による物価上昇など未だ先行き不透明な状況が続いております。

 当業界においては、国内外ともに人流が拡大し、宿泊需要は順調に回復してきております。

 当社においては、主要顧客であるビジネスや工事関係のお客様の利用が堅調なことに加え、観光、スポーツやイベント利用のお客様が増加しました。また、飲食部門においても宿泊利用の増加や行動制限の緩和に伴い、館内飲食店舗及び館外飲食店舗の利用が増加しております。給与水準の引き上げに伴う人件費の増加や稼働率の向上による業務委託費及びリネン費等の増加はあるものの、宿泊部門、飲食部門ともに引き続き好調であったことから、前年同四半期と比べ増収増益となりました。

 なお、当第1四半期会計期間末における店舗数は、ホテル店舗が87店舗(直営店84店舗、FC3店舗)、館外飲食店舗が4店舗であります。

 以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は43億16百万円(前年同四半期比10.4%増)、営業利益は8億88百万円(前年同四半期比5.0%増)、経常利益は8億8百万円(前年同四半期比5.3%増)、四半期純利益は5億53百万円(前年同四半期比5.5%増)となりました。

 

  (2) 財政状態の状況

 当第1四半期会計期間末における資産合計は、277億29百万円となり、前事業年度末に比べ7億76百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金の減少4億49百万円及び有形固定資産の減少2億37百万円によるものであります。

 当第1四半期会計期間末における負債合計は、124億11百万円となり、前事業年度末に比べ9億50百万円の減少となりました。これは主に、未払法人税等の減少6億35百万円及び長期借入金の減少1億45百万円によるものであります。

  純資産の合計は、153億18百万円となり、前事業年度末に比べ1億73百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金の増加1億73百万円によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

前事業年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第1四半期累計期間において重要な変更はありません。