E30130 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績に関する説明
わが国の経済は米国の通商政策等による影響が自動車産業を中心にみられるものの、緩やかに回復しています。先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要です。加えて、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響なども我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意が必要です。
このような環境の中、当社グループは様々な産業および企業の価値創造、社会課題を解決する新たな市場や事業の創出に取り組んでおります。
コンサルティングサービスにおいては、デジタル経済下で企業が取り組むべき主要なトランスフォーメーション(3つの変革)を掲げ、お客様の戦略策定から実行、成果の実現に至るまで常に伴走する「戦略実現のシェルパ」として、多様な能力を擁したプロフェッショナルが企業の課題解決と新価値の創造、企業間を連携した新事業や産業の共創を推進しています。2025年4月に株式会社シグマクシス連結子会社の株式会社SXFの全株式を譲渡し、当社の連結対象から除外されております。
なお、同5月に投資事業を停止し、7月に株式会社シグマクシス・インベストメントを当社に吸収合併しました。これに伴い、同社の保有資産は当社に承継されております。投資事業の停止に伴い、当社グループの報告セグメントを、当中間連結会計期間より「コンサルティング事業」の単一セグメントに変更しております。
また、2025年10月に株式会社シグマクシス・ホールディングス連結子会社の株式会社SXDの全株式を譲渡し、当社の連結対象から除外されます。
当社グループの当中間連結会計期間の売上高は12,558,402千円(前年同期比0.0%増)となりました。基幹システムSaaS化などの大型案件が順次サービスインを迎え外注が減少しました。また、新規案件の開始が想定よりも遅延しています。産業別では運輸、金融、情報通信、小売、商社を中心とした顧客への基幹システムのSaaS化支援、デジタル・トランスフォーメーション推進支援、新規サービス立上げ支援、各種規制対応支援などのプロジェクトが事業に貢献しました。
売上原価は6,609,075千円(前年同期比4.4%減)、販売費及び一般管理費は2,750,867千円(前年同期比2.1%減)となりました。
外注の減少による売上原価の減少により、売上総利益は301,489千円増の5,949,327千円(前年同期比5.3%増)、営業利益は361,155千円増の3,198,459千円(前年同期比12.7%増)となりました。経常利益は378,226千円増の3,380,234千円(前年同期比12.6%増)となりました。売上高経常利益率は前年同期比3.0ポイント増の26.9%となりました。
株式会社SXFの全株式譲渡に伴い、40,541千円の特別利益(関係会社株式売却益)を計上いたしました。また、2025年6月末に株式会社シグマクシス・インベストメントで保有していた上場株式の評価損が発生したため、108,000千円の特別損失(投資有価証券評価損)を計上いたしました。その結果、税金等調整前中間純利益は3,318,522千円(前年同期比12.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益につきましては、2,264,474千円(前年同期比1.2%減)となりました。なお、親会社株主に係る中間包括利益は2,373,404千円(前年同期比8.9%増)となりました。
人財採用につきましては、当中間連結会計期間において経験者24名、新卒81名が入社しました。また、2026年4
月入社の新卒の採用は、目標の90名程度に向けて進んでおります。2025年4月入社の新卒社員の研修は順調に完了し、稼働を開始いたしました。2025年9月末時点のコンサルタント数は694名となっております。
プロジェクト満足度は97ポイントと高い水準を維持しております。
なお、セグメント別の経営成績につきましては、当中間連結会計期間より、報告セグメントを従来の「コンサルティング事業」及び「投資事業」の2区分から、「コンサルティング事業」の単一セグメントに変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「(報告セグメントの変更等に関する事項)」に記載のとおりであります。
②財政状態に関する説明
(資産)
当中間連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,677,964千円減少し、18,062,865千円となりました。
(負債)
当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,862,450千円減少し、3,606,342千円となりました。
(純資産)
当中間連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ184,486千円増加し、14,456,523千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ830,507千円減少し、6,115,003千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、1,699,183千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益3,318,522千円、法人税等の支払額1,114,049千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、318,916千円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入1,018,712千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、2,847,788千円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出1,056,475千円、配当金の支払額1,788,503千円によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の「イ.有価証券、営業投資有価証券の評価」について、株式会社シグマクシス・インベストメントを当社に吸収合併した結果、中間連結貸借対照表の当中間連結会計期間において、「営業投資有価証券」は主に純投資を目的とした「投資有価証券」に変更しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当中間連結会計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金需要
当社グループの主な資金需要は、コンサルタントの人件費、採用費、研修費等の運転資金、社内システムの開発費用及び事業投資等であります。
②財務政策
当社グループの資金需要につきましては原則自己資金において賄っております。一部の設備投資をリースにより調達しております。