E25169 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績
当第3四半期連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化に伴い、インバウンド需要の本格的な回復や設備投資の増加を背景に、回復基調で推移しました。一方で、国際情勢不安、資源価格や原材料価格の高止まり、円安による物価上昇、中国経済の先行き懸念など、依然として不透明な状況が続いております。
そうした中、遊技業界においては、スマートパチンコへの入替は非常にゆっくりしたものではあるものの、引き続きスマートスロットへの入れ替え需要が旺盛であったことから、売上・利益ともに増収増益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は28,764百万円(前年同四半期比86.0%増)、営業利益は9,149百万円(同201.9%増)、経常利益は9,355百万円(同198.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,401百万円(同157.5%増)となりました。
(2)財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は63,345百万円となり、前連結会計年度末と比較し8,741百万円増加いたしました。
これは主に、現金及び預金が1,355百万円、受取手形及び売掛金が3,266百万円、有価証券が709百万円、商品及び製品が3,248百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は11,309百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,744百万円増加いたしました。
これは主に、未払法人税等が1,811百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は52,036百万円となり、前連結会計年度末と比較し5,997百万円増加いたしました。
これは主に、利益剰余金5,831百万円の増加によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りに関して変更はありません。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、短期的な運転資金及び長期投資に係る資金については、手許資金で賄われており、当第3四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は542百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。