売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01627 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態の状況

(資産)

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて6.4%増加し、278億1千1百万円となりました。これは、受取手形、売掛金及び契約資産が8億3千4百万円増加、電子記録債権が6億1千8百万円増加したことなどによります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.1%増加し、128億2千5百万円となりました。これは、投資その他の資産のその他が6億9百万円増加した一方、有形固定資産のその他(純額)が3億3千1百万円減少したことなどによります。

 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて5.0%増加し、406億3千7百万円となりました。

(負債)

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて2.2%減少し、90億8千5百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が4億6千6百万円減少、賞与引当金が3億2千1百万円減少した一方、電子記録債務が5億9千万円増加したことなどによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて22.7%増加し、17億9千7百万円となりました。これは、その他が1億8千1百万円増加、退職給付に係る負債が1億5千7百万円増加したことなどによります。

 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1.2%増加し、108億8千3百万円となりました。

(純資産)

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて6.4%増加し、297億5千3百万円となりました。これは、利益剰余金が9億7千6百万円増加、為替換算調整勘定が3億6千6百万円増加、その他有価証券評価差額金が3億6千万円増加したことなどによります。

 

(2)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間の売上高は251億8千5百万円と前年同四半期と比べ50億9千万円(25.3%増)の増収となりました。

 営業利益は18億3千1百万円と前年同四半期と比べ16億3千4百万円(826.7%増)の増益、経常利益は21億8千7百万円と前年同四半期と比べ15億9千1百万円(266.8%増)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億5千9百万円と前年同四半期と比べ8億6千2百万円(144.6%増)の増益となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

・設備部門

 設備部門は、塗装設備納入等の増加により売上高は175億3百万円と前年同四半期と比べ27億9千5百万円(19.0%増)の増収、営業利益は23億5千7百万円と前年同四半期と比べ6億5千2百万円(38.3%増)の増益となりました。

・自動車部品部門

 自動車部品部門は、内装部品及び外装部品の販売の増加により売上高は76億8千1百万円と前年同四半期と比べ22億9千4百万円(42.6%増)の増収、営業利益は8億2千2百万円(前年同四半期は1億4千8百万円の営業損失)となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分

析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億4千2百万円であります。