E02403 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
ゴルフ業界では、4月上旬の低温、5月の週末を中心とした天候不順などの影響を受けましたが、第2四半期は少雨・多照といった好天に恵まれ、市場は堅調に推移いたしました。一方で、記録的な猛暑に見舞われたことにより、特に高齢者層を中心にプレーを控える動きが見られました。年々厳しさを増す夏の暑さは、ゴルフ場の利用状況に直接的な影響を与えており、プレー機会や来場者数の減少につながるリスクとして顕在化しつつあります。また、団塊世代が後期高齢者となる「2025年問題」への対応が本格化する中、ゴルフ業界は構造的な需要減少と気候変動による運営リスクという課題に直面しており、今後は暑熱対策を含めた持続可能なプレー環境の整備や若年層を含む新規プレイヤーの獲得が業界全体の喫緊の課題となっております。
遊技機業界では、パチスロ機はスマートパチスロの導入が進み、稼働実績の優れた人気機種が継続的に市場に投入され、良好な市場環境が継続しております。一方で、パチンコ機は、稼働はやや低調に推移しているものの、2025年7月より新しいゲーム性である「ラッキートリガー3.0プラス」を搭載したパチンコ機が市場に登場しており、今後の動向に注目が集まっております。
このような経営環境下、当中間連結会計期間における業績は、売上高131,471百万円(前年同期比83.1%増)、営業利益23,107百万円(前年同期比50.0%増)、経常利益18,386百万円(前年同期比20.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益9,807百万円(前年同期比5.8%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業は、適正な価格施策によるレベニューマネジメントの強化やインバウンド需要の取り込み、女性・若年層ゴルファーの獲得、グループシナジーの創出など、収益の最大化に向けた取り組みを推進いたしました。また、暑熱対策として「Night Golf」営業の拡充や、「Cool Cart」(送風機付ゴルフカート)の導入台数の拡大を行い、記録的猛暑になった今夏においても、多くのお客様より高い評価をいただきました。さらに、アコーディア・ゴルフにおいては、2025年10月より同社が運営する関東・東海17カ所のゴルフ場にて、サポートプロと一緒にプレーを楽しめる「withGolf」サービスを開始するとともに、日本を代表する威厳と品位を兼ね備えたハイグレードなゴルフ場として新ブランド「GRAND」(グラン)の運営を6カ所のゴルフ場で開始いたしました。加えて、当社グループ初のラグジュアリーホテルとなる「PGMホテルリゾート沖縄」のグランドオープンを2026年7月3日に決定いたしました。これに先立ち、2026年4月25日より先行営業を予定しており、現在、開業に向けた準備を鋭意進めております。
売上高及び利益面につきましては、前期に取得したアコーディア・ゴルフの業績を反映したこと、来場者数・顧客単価が堅調に推移したことにより、前年同期比で増収、増益となりました。
以上の結果、売上高118,028百万円(前年同期比128.7%増)、営業利益24,426百万円(前年同期比113.9%増)となりました。
(遊技機事業)
遊技機事業は、パチンコ機は「e範馬刃牙」、「P戦国乙女7 終焉の関ヶ原 LLサイズ 299ver.」等を発売し、販売台数17千台(前年同期比6千台減)、パチスロ機は「L麻雀物語」、「L ToLOVEるダークネス TRANCE ver.8.7」等を発売し、販売台数14千台(前年同期比8千台減)となりました。
売上高及び利益面につきましては、パチンコ機、パチスロ機共に販売台数が減少したため、前年同期比で減収、減益となりました。
以上の結果、売上高13,442百万円(前年同期比33.4%減)、営業利益281百万円(前年同期比94.7%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当中間連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定が行われたことに伴い、前連結会計年度末の数値については当該確定処理後の数値を使用しております。
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ8,461百万円減少し、1,095,689百万円となりました。有価証券(投資有価証券含む)が1,813百万円、有形固定資産は「PGMホテルリゾート沖縄」の建設工事の進捗等により10,290百万円増加する一方、現金及び預金が15,284百万円、のれんが3,735百万円減少しております。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ14,733百万円減少し、845,085百万円となりました。固定負債のその他が2,545百万円、支払手形及び買掛金が82百万円増加する一方、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が6,592百万円、未払法人税等が4,700百万円、電子記録債務が473百万円減少しております。
(純資産の部)
純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益の組み入れにより利益剰余金が9,807百万円増加する一方、剰余金の配当により利益剰余金が3,945百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より6,272百万円増加して、250,604百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の22.1%から22.9%となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より22,686百万円減少し、52,021百万円となりました。
各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は14,256百万円(前年同期は6,901百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、税金等調整前中間純利益18,386百万円、減価償却費11,264百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、利息の支払額3,422百万円、法人税等の支払いとしてゴルフ事業11,411百万円、遊技機事業395百万円となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は24,813百万円(前年同期は16,830百万円の使用)となりました。主な減少要因は、定期預金の払戻・預入7,390百万円(純額)、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還・取得1,182百万円(純額)、有形固定資産の取得による支払いとして、ゴルフ事業ではナイター設備の新設及び「PGMホテルリゾート沖縄」の工事代金の支払いとして15,127百万円、遊技機事業では製品製造に伴う金型等の取得として829百万円となったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は12,128百万円(前年同期は3,278百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入として12,813百万円となったことによるものであります。また、主な減少要因は、長期借入金の返済による支払いとして19,440百万円、配当金の支払い3,944百万円となったこと等によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,740百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(7) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。