売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E02475 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当中間連結会計期間は、売上高201,108百万円、営業利益10,064百万円、調整後EBITDA15,959百万円を計上しました。売上高、営業利益及び調整後EBITDAについては想定を下回る結果となりました。

主な要因として、エンタテインメントコンテンツ事業においては、フルゲームの販売及びRovio Entertainment Ltd(以下、「Rovio」)の業績が想定を下回りました。遊技機事業においては、パチスロの適合取得の状況により、販売スケジュールの入れ替えがありました。また、ゲーミング事業においては、既存事業は好調に推移したものの、買収を完了したStakelogic B.V.(以下、「Stakelogic」)及びGAN Limited(以下、「GAN」)の業績取り込みの影響等による損失を計上しました。

なお、Stakelogic及びGANにつきましては、両社とも12月決算会社であり、貸借対照表については第1四半期連結会計期間より連結に取り込み、損益計算書については当中間連結会計期間より取り込みを開始しております。

 

このような経営環境のもと、当中間連結会計期間における売上高は201,108百万円(前年同期比5.0%減)、営業利益は10,064百万円(前年同期比69.3%減)、経常利益は10,821百万円(前年同期比67.3%減)、また、減損損失など特別損失を4,455百万円計上した結果、親会社株主に帰属する中間純利益は2,754百万円(前年同期比90.9%減)、調整後EBITDA(注)15,959百万円(前年同期比54.1%減)となりました。

 

(注)調整後EBITDA:経常利益+支払利息+減価償却費±調整項目※

※調整項目

・+事業上の特別利益

・△事業上の特別損失(減損損失、タイトル評価減等)

・△非支配株主に帰属する当期純利益

・+M&Aに伴うのれん/商標権等の償却費

 

 

 

セグメント別の概況は以下のとおりであります。

なお、文中の各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。

 

《エンタテインメントコンテンツ事業》

当中間連結会計期間においては、コンシューマ分野におけるフルゲームの販売、及びRovioの業績が想定を下回り、エンタテインメントコンテンツ事業全体として想定を下回って推移いたしました。コンシューマ分野では、『ソニックレーシング クロスワールド』(2025年9月25日発売)をはじめとする新作タイトルを複数投入いたしました。ライセンス収入は想定に対して堅調に推移し、前年同期比でも成長しているほか、サブスクリプションサービス対応に伴う収入、ダウンロードコンテンツは想定を上回って推移しました。

映像分野においては、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』、及びソニック映画1、2の配分収入を計上いたしました。

以上の結果、売上高は148,885百万円(前年同期比5.0%増)、経常利益は15,557百万円(前年同期比15.2%減)、調整後EBITDAは21,276百万円(前年同期比14.4%増)となりました。

 

《遊技機事業》

当中間連結会計期間においては、パチスロの適合取得の状況により、販売スケジュールの入れ替えがありましたが、パチスロでは『スマスロ 東京リベンジャーズ』、パチンコでは『e 東京リベンジャーズ』を販売し、両タイトルとも想定を上回る販売実績となりました。

以上の結果、売上高は41,897百万円(前年同期比35.3%減)、経常利益は3,575百万円(前年同期比83.4%減)、調整後EBITDAは3,425百万円(前年同期比85.3%減)となりました。

 

《ゲーミング事業》

当中間連結会計期間においては、ゲーミング機器販売が好調に推移いたしました。主に北米市場で『Railroad RICHES™』や『Super Burst™』シリーズが引き続き高稼働を記録し、売上が好調に推移しております。なお、Stakelogic及びGANの買収完了に伴い、第1四半期連結会計期間にはM&A関連費用等を計上し、当中間連結会計期間より連結損益計算書への取り込みを開始しているほか、のれん償却費用を営業費用に、事業再編損を特別損失に計上いたしました。

韓国の『パラダイスシティ』については、カジノにおいて引き続き日本人VIP客のドロップ額(チップ購入額)が高い水準を維持し、売上が好調に推移したことから持分法取込において利益貢献いたしました。

※Stakelogic、GAN、PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.は12月決算のため3ヶ月遅れで計上

以上の結果、売上高は8,561百万円(前年同期比375.0%増)、経常損失723百万円(前年同期は経常損失283百万円)、調整後EBITDAは△1,384百万円(前年同期は△805百万円)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

(資産及び負債)

当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,295百万円増加し、648,072百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ31,981百万円減少いたしました。これは、棚卸資産が増加した一方で、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ35,277百万円増加いたしました。これは、Stakelogic及びGANを連結の範囲に含めたことにより、のれんが増加したこと等によるものであります。

当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ6,328百万円増加し、269,501百万円となりました。これは、賞与引当金や長期借入金が減少した一方で、仕入債務が増加したほか、Stakelogic及びGANの負債を取り込んだこと等によるものであります。

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ3,033百万円減少し、378,571百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する中間純利益を計上したほか、為替換算調整勘定が増加した一方で、自己株式の取得や配当金の支払により株主資本が減少したこと等によるものであります。

(財務比率)

当中間連結会計期間末における流動比率は、前連結会計年度末に比べ50.8ポイント低下し、362.0%となりました。また、当中間連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.7ポイント低下し、58.4%となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ56,477百万円減少し、142,388百万円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

税金等調整前中間純利益を6,449百万円、減価償却を7,113百万円計上した一方で、棚卸資産が25,450百万円増加し、法人税等の支払で4,795百万円支出したこと等により、当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは11,859百万円の支出(前年同期は10,770百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

出資金の分配により8,855百万円の収入があった一方で、子会社株式の取得により22,536百万円、無形固定資産の取得により3,934百万円をそれぞれ支出したこと等により、当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは19,032百万円の支出(前年同期は6,726百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

配当金の支払により5,818百万円、自己株式の取得により12,008百万円をそれぞれ支出したこと等により、当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは26,150百万円の支出(前年同期は18,938百万円の支出)となりました。

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当グループは、事業活動の維持・拡大に必要な資金を安定的に確保するために、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)によるグループ内資金の有効活用及び外部調達を行っております。外部調達については、今後もコンシューマ分野及びゲーミング領域への成長投資等を見据え、資本効率向上と資本コスト低減を意識しながら活用を検討してまいります。

創出したキャッシュは、成長分野への投資と安定的な株主還元に振り向ける方針であります。

 

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は30,478百万円であります。

 

(7) 従業員数

①連結会社の状況

当中間連結会計期間において、当グループの従業員数は前連結会計年度末に比べ1,028名増加し、9,175名となりました。主な理由は、ゲーミング事業においてStakelogic及びGANの株式を取得して子会社化し、両社及びその子会社を連結の範囲に含めたことによるものであります。

 

②提出会社の状況

従業員数に著しい変動はありません。

 

(8) 生産、受注及び販売の実績

当中間連結会計期間において、ゲーミング事業の販売実績が著しく増加し、8,561百万円(前年同期比375.0%増)となりました。

これは、主にゲーミング機器販売が好調に推移したことに加え、Stakelogic及びGANの株式を取得して子会社化し、両社及びその子会社を連結の範囲に含めたこと等によるものであります。