E24994 Japan GAAP
当第1四半期連結累計期間において、当社グループでは、サーバー用CPU・GPU及び車載向けロジック製品は全体として堅調に推移したものの、一部顧客の在庫調整により、売上高は前四半期と比較して減少し、8,949百万円(前期第4四半期比4.4%減)となりました。
売上高の減少に伴い、利益も前四半期と比較して減少し、営業利益は1,697百万円(前期第4四半期比13.6%減)、経常利益は1,714百万円(前期第4四半期比6.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は921百万円(前期第4四半期比22.8%減)となりました。
なお、当第1四半期において、法人税等376百万円、非支配株主に帰属する四半期純利益703百万円を計上しております。
前年同期との比較では、5G基地局向けロジック製品の一時的な需要増加の影響がなくなり受託量が減少したものの、サーバー用CPU・GPUや車載向けロジック製品は堅調に推移したことから、売上高は8.5%増加しました。
一方、減価償却費や人件費などの費用も前年同期と比較して増加しました。なお、為替レートが円安に推移したことによる影響を、売上高、費用ともに含んでおります。
これらの結果、営業利益は、前年同期比0.4%増加、経常利益は、同1.1%増加となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益については、前年同期に計上していた固定資産売却益530百万円の影響がなくなったため、前年同期比19.0%減少しました。
当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上高の製品別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は70,144百万円となり、前連結会計年度末比706百万円の増加となりました。これは主に、売掛金及び契約資産が259百万円、有形固定資産が1,403百万円それぞれ増加した一方で、現金及び預金が1,071百万円減少したことによるものです。
負債は19,753百万円となり、前連結会計年度末比678百万円の減少となりました。これは主に、長期借入金(1年以内返済予定を含む)が2,696百万円減少した一方で、未払金が1,864百万円増加したことによるものです。
純資産は50,391百万円となり、前連結会計年度末比1,384百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を921百万円計上したものの剰余金の配当1,000百万円を実施したこと等により利益剰余金が79百万円減少した一方で、為替換算調整勘定が387百万円、非支配株主持分が1,075百万円それぞれ増加したことによるものです。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営環境及び対処すべき課題等について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
なお、当社グループにおける研究開発活動は、テスト受託業務に関連した事項が中心であり、事業活動に密接に関わる内容であるため、これらの研究開発に係る費用は売上原価として処理しております。