売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01987 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
 

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行し、行動制限の緩和の影響により、人流の回復など持ち直しの動きが見られました。 一方ウクライナ情勢の長期化や原油をはじめとしたエネルギー価格の高騰による物価上昇などもあり、先行き不透明な状況は続いております。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高3,452百万円(前年同四半期に比べ36.4%増)、営業利益659百万円(前年同四半期比24.8%増)、経常利益710百万円(前年同四半期比25.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益148百万円(前年同四半期比51.9%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

①レジャー事業

レジャー事業は、伊豆半島に所在する、株式会社伊豆シャボテン公園が運営する伊豆シャボテン動物公園をはじめとする各公園から成ります。売上高は2,486百万円(前年同四半期連結累計期間比7.7%増)、セグメント利益は569百万円(前年同四半期連結累計期間比21.3%増)となりました。

  ②アニタッチ事業

  アニタッチ事業は、アニタッチみなとみらいをはじめとする全国5カ所にある動物ふれあい施設であるアニタッチ各店舗から成ります。当第3四半期連結会計期間においては新たにアニタッチMARK IS静岡を開業しております。売上高は466百万円(前年同四半期連結累計期間比110.7%増)、セグメント利益は82百万円(前年同四半期連結累計期間比10.9%増)となりました。

③ホテル事業

 ホテル事業は、株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジをはじめとする各宿泊施設から成ります。売上高は499百万円、セグメント利益は41百万円となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

1.資産

流動資産は、前連結会計年度末に比べて18百万円減少し、2,169百万円となりました。これは主として、現金及び預金が237百万円減少したこと等によります。
 固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,546百万円増加し、4,305百万円となりました。これは主として、のれんが844百万円増加したこと等によります。
 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べて1,527百万円増加し、6,475百万円となりました。

2.負債

流動負債は、前連結会計年度末に比べて48百万円増加し、682百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金が31百万円増加したこと等によります。
 固定負債は、前連結会計年度末に比べて1百万円増加し、1,035百万円となりました。これは主として、退職給付に係る負債が2百万円増加したこと等によります。
   この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて49百万円増加し、1,718百万円となりました。

3.純資産

純資産合計は、前連結会計年度末と比べて1,478百万円増加し、4,756百万円となりました。
 また、自己資本比率は前連結会計年度末の66.0%から73.1%となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(四半期連結損益計算書関係)の※1をご参照ください。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、特記すべき事項はありません。