株式会社フーディソン

ブランドなど:魚ポチSakana Baccaフード人材バンク
情報・通信業ネット通販グロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E38167 


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済環境は、経済活動の正常化を背景に景気は緩やかに回復してきております。一方で、海外においてはロシア・ウクライナ情勢の長期化や日米の金利格差による円安の影響など、先行き不透明な状況が続いております。

当社グループが属する食産業においては、コロナ禍で大きく落ちた個人消費水準も回復しつつあります。しかしながら、長期化する原材料費や光熱費の高騰など事業を取り巻く環境は依然として厳しいものとなっております。

このような事業環境のなか、当社グループは、「世界の食をもっと楽しく」をミッションに、「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げ、事業に取り組んだ結果、業績は堅調に推移いたしました。当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高4,743,979千円(前年同期比21.8%増)、営業利益150,897千円(前年同期比23.4%増)、経常利益151,222千円(前年同期比24.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益138,269千円(前年同期比86.5%増)となりました。

主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは生鮮流通プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。

①  BtoBコマースサービス

当第3四半期連結累計期間における売上高は3,713,502千円(前年同期比28.0%増)となりました。

「魚ポチ」のアクティブユーザー数とARPUは共に順調に成長しております。

②  BtoCコマースサービス

当第3四半期連結累計期間における売上高は743,763千円(前年同期比5.1%増)となりました。

2023年9月に「sakana bacca豪徳寺」を閉店しておりますが、新商品開発等を通して来客数を伸ばし、「sakana bacca」における売上高は増加いたしました。

③  HRサービス

当第3四半期連結累計期間における売上高は286,713千円(前年同期比1.5%増)となりました。

首都圏及び関西の都市におけるスーパー・小売店への人材紹介を中心に営業するとともに、飲食店向けの営業や新規エリア拡大の営業にも取り組んでおります。

 

(2)財政状態の状況

①  資産の部

当第3四半期連結会計期間末における総資産は3,361,688千円(前連結会計年度末:3,017,414千円)となり、前連結会計年度末と比較して344,274千円の増加となりました。

流動資産は3,043,013千円(前連結会計年度末:2,857,692千円)となり、前連結会計年度末と比較して185,321千円の増加となりました。主な要因として、現金及び預金が60,401千円減少したものの、売掛金が198,890千円、商品が34,855千円及び未収入金が7,280千円増加したこと等によります。

固定資産は318,675千円(前連結会計年度末:159,722千円)となり、前連結会計年度末と比較して158,953千円の増加となりました。主な要因として、有形固定資産が145,669千円及び投資その他の資産が13,792千円増加したこと等によります。

②  負債の部

当第3四半期連結会計期間末における負債は1,245,999千円(前連結会計年度末:1,073,784千円)となり、前連結会計年度末と比較して172,214千円の増加となりました。

流動負債は898,996千円(前連結会計年度末:563,758千円)となり、前連結会計年度末と比較して335,237千円の増加となりました。主な要因として、未払法人税等が31,381千円減少したものの、1年内返済予定の長期借入金が246,880千円、買掛金が109,397千円、未払費用が9,835千円及び未払金が6,068千円増加したこと等によります。

固定負債は347,003千円(前連結会計年度末:510,026千円)となり、前連結会計年度末と比較して163,022千円の減少となりました。主な要因として、長期借入金が272,860千円減少したこと及び資産除去債務が107,563千円増加したこと等によります。

 

③  純資産の部

当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,115,689千円(前連結会計年度末:1,943,629千円)となり、前連結会計年度末と比較して172,059千円の増加となりました。要因として、親会社株主に帰属する四半期純利益138,269千円を計上したことにより利益剰余金が増加したこと、資本金及び資本剰余金がそれぞれ16,895千円増加したことによります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

 

(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。