売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E02011 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。

(1) 経営成績

当中間連結会計期間における我が国経済は、堅調な企業収益を背景に雇用・所得環境が改善し、各種政策の効果が期待される中で、設備投資に持直しの動きがみられるなど緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済につきましては、先進国を中心に持直しの動きが継続しておりますが、ウクライナ情勢や中東地域などの地政学的リスク、米国の通商政策の影響、金融資本市場の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。

当社グループの主要得意先である自動車関連企業につきましては、国内市場では販売台数が前年同期並みとなり、海外市場では順調に販売台数を増やしてきた電気自動車(EV)に一服感がみられました。

このような経済環境のもとで当社グループは、2027年4月期を最終年度として策定いたしました新たな中期経営計画に基づき、人手不足や人件費の高騰、環境問題への対応などの顧客課題に最適なソリューションの提案ができるグループ体制の構築を推進し、ソリューションの質の向上・領域の拡大を図ることで、収益性の向上、新業界・新分野の開拓を進めております。

この結果、当中間連結会計期間の経営成績につきましては、売上高は168億4千9百万円と前年同中間期に比べ3億1千2百万円(1.8%)の増収となり、営業利益は3億5千5百万円(前年同中間期は9千6百万円の営業損失)、経常利益は4億6千6百万円(前年同中間期は2千7百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は1億8百万円(前年同中間期は3億9千1百万円の親会社株主に帰属する中間純損失)のそれぞれ増益となりました。

セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

(日本)

日本につきましては、自動車関連企業向け生産設備の売上が減少したものの、前年同中間期には受注損失引当金繰入額を計上していたことなどにより、売上高は130億5千万円と前年同中間期に比べ3億6千6百万円(△2.7%)の減収となりましたが、営業利益は1億8千1百万円(前年同中間期は1億2千5百万円の営業損失)となりました。

(北米)

北米につきましては、前年に実施したM&Aに伴う連結子会社の増加などがあったものの、自動車関連企業向け自社製品の売上が減少したことなどにより、売上高は20億2千万円と前年同中間期に比べ2億4千2百万円(13.6%)の増収となりましたが、営業利益は3千1百万円と前年同中間期に比べ1千2百万円(△29.0%)の減益となりました。

(中国)

中国につきましては、事業再編によるコスト削減に努めているものの、自動車関連企業向け自社製品および生産設備の売上が減少したことなどにより、売上高は5億9千7百万円と前年同中間期に比べ3億3千5百万円(△35.9%)の減収となり、営業損失は2千2百万円(前年同中間期は3千7百万円の営業損失)となりました。

(東南アジア)

東南アジアにつきましては、自動車関連企業向け生産設備の売上が増加したことなどにより、売上高は17億6百万円と前年同中間期に比べ7億1千2百万円(71.7%)の増収となり、営業利益は1億3千1百万円と前年同中間期に比べ1億1千5百万円(720.3%)の増益となりました。

 

(2) 財政状態

(総資産)

当中間連結会計期間末における総資産は299億3千5百万円と前連結会計年度末に比べ8億4千7百万円減少いたしました。その主な要因は、流動資産の現金及び預金の増加2億5千9百万円その他の増加5億7百万円および固定資産の投資その他の資産の増加7億8千4百万円などがあったものの、流動資産の受取手形、売掛金及び契約資産の減少9億7百万円電子記録債権の減少9億3千5百万円商品及び製品の減少2億7千6百万円および仕掛品の減少2億7千万円などがあったためであります。

(負債)

当中間連結会計期間末における負債は107億2千8百万円と前連結会計年度末に比べ11億1千7百万円減少いたしました。その主な要因は、流動負債の電子記録債務の減少10億6千8百万円および未払法人税等の減少2億4千4百万円などがあったためであります。

(純資産)

当中間連結会計期間末における純資産は192億6百万円と前連結会計年度末に比べ2億6千9百万円増加いたしました。その主な要因は、株主資本の自己株式の増加1億7千9百万円などがあったものの、その他の包括利益累計額のその他有価証券評価差額金の増加5億8百万円などがあったためであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2億5千9百万円増加し、38億8千6百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、15億3千9百万円(前中間連結会計期間は16億9千1百万円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の減少額11億5千4百万円および法人税等の支払額4億5千4百万円などによる資金の減少要因があったものの、税金等調整前中間純利益3億9千7百万円減価償却費2億5千2百万円売上債権及び契約資産の減少額18億3千万円および棚卸資産の減少額7億2千3百万円などによる資金の増加要因があったためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、6億1千2百万円(前中間連結会計期間は1億6千万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3億8千1百万円および無形固定資産の取得による支出1億6千3百万円などによる資金の減少要因があったためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、6億3千9百万円(前中間連結会計期間は16億8千2百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出1億円、長期借入金の返済による支出1億2千万円、自己株式の取得による支出1億9千3百万円および配当金の支払額1億9千2百万円などによる資金の減少要因があったためであります。

 

(4) 資本の財源および資金の流動性

当社グループの資金需要の主なものは、商品および原材料などの購入のほか、製造経費、販売費及び一般管理費などの運転資金および有形固定資産、無形固定資産などの設備資金であり、自己資金のほか必要に応じて金融機関からの借入れにより調達しております。

運転資金については、当社および国内連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入し、各社における余剰資金を当社へ集中し一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っております。また、取引銀行1行とコミットメントライン契約および取引銀行4行と当座貸越契約を締結しており、資金の流動性を確保しております。

 

 

(5) 経営方針、経営戦略および対処すべき課題等

当中間連結会計期間において、経営方針、経営戦略および対処すべき課題等について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は8千7百万円であります。

なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。