売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E03266 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 当中間会計期間より、会計方針の変更に伴い、第44期中間会計期間及び第44期事業年度の主要な経営指標等については、遡及適用後の指標等となっております。なお、会計方針の変更については、「第4 経理の状況 1 中間財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載しております。

 

(1) 経営成績の状況

当中間会計期間におけるわが国経済は、所得・雇用環境は引き続き緩やかな回復を示しているものの、食料品等の継続的な値上げによる家計負担の増加を受けた消費者の節約志向の高まりや、米国の関税措置の動向に対する不透明感継続など、経済環境は厳しさが続いております。このような中、当社は2026年3月期を始期とする3ヶ年中期経営計画を策定し、新たな当社の価値創造に向け、「素肌みがき」を軸としたブランド価値向上、デジタル化による経営効率向上、サービス品質の向上並びに収益基盤の強化を基本方針とし、経営目標の達成に取り組んでおります。

 

(直営店商品販売事業)

ハウス オブ ローゼ直営店は、ハンドウォッシュ(お客様の手を顔に見立て、洗顔料等を使用しお客様の手に触れながら洗顔方法をお伝えする、当社の強みである販売手法)を通じ、お客様一人ひとりに対する「ふれる(触れる)接客」を更に強化することにより、スキンケア化粧品の売上増加と共に業績の向上に取り組んでおります。3ヶ年中期経営計画においては、当社の強みの源泉である「素肌みがき」に改めてフォーカスし、顧客関係の深化を通じたブランド価値向上に注力しております。

また、お客さまの利便性向上と店舗運営の効率化を図ることを目的として、昨年下期より本格導入した全店舗の商品購入ポイントの共通化(1ID化)については、登録会員数の増加及び顧客来店率の向上に繋がっており、引き続き顧客との関係強化に努めてまいります。当中間会計期間においては、気温の上昇を背景に夏季限定ボディケア商品が好調に推移したほか、9月に発売された敏感・乾燥肌スキンケアライン「barrierise(バリアライズ)」が計画通りの初動を見せた一方、サマーセール対象商品の一部変更や登録会員以外の集客苦戦、退店影響等により、ハウス オブ ローゼ直営店売上高は前年同期比1.2%減となりました。

EC事業は、自社運営サイトについて、ハウス オブ ローゼ直営店で実施している1ID化に伴い、LINE会員のコーポレートサイト経由での流入が増加したことが会員数増加に寄与したほか、決済手段の拡充が利便性向上に繋がり、売上高は前年同期比3.0%増となりました。またAmazonモールを始めとする外部モールについては、夏季商材が牽引したものの、主力商品であるボディスムーザーの低迷が押し下げ要因となりました。その結果、EC事業全体の売上高は、2.2%減となりました。

以上の結果、当事業売上高は43億94百万円(前年同期比1.3%減)と減収になり、経費面では賃上げによる人件費の増加に加え、「MAMA BUTTER」(ママバター)ブランド譲受に係る初期費用の計上等により営業損失1億81百万円(前年同期は営業損失1億51百万円)と損失額が拡大しました。

 

(卸売販売事業)

卸販売事業は、個人オーナー店舗向け卸において、出荷方法の見直しや店舗の退店が影響し、売上高は前年同期比で約10%の減少となりました。大手量販店向け卸は、夏季限定商品が総じて好調に推移したほか、秋冬物の季節限定商品の出荷増も寄与し、売上高は前年同期比で約7%増加しました。また一般卸は、中国越境ECの売上が伸長した一方、卸先におけるボディスムーザーの苦戦や東京ディズニーランドの集客減により、売上高は前年同期比で約5%減少しました。

以上の結果、当事業売上高は6億56百万円(前年同期比1.1%増)となりましたが、「MAMA BUTTER」(ママバター)ブランド譲受に係る初期費用の計上により営業損失は19百万円(前年同期は営業利益3百万円)となりました。

 

(直営店サービス事業)

リラクゼーションサロン事業は、退店影響に加え、物価高の進行に伴い消費者の節約志向が顕在化し、第2四半期に入り短時間コースに需要が移行したほか、店舗スタッフの確保が進まなかったこと等により、売上高は前年同期比11.0%減となりました。

カーブス事業は、地道な新規入会促進活動や退会会員に対する再アプローチに加え、フランチャイザーであるカーブスジャパンのTVCM放映も奏功し、9月は過去最高の入会者数を記録するなど、会員数は期初比で約590名の純増と堅調に推移したことから、売上高は前年同期比4.6%増となりました。

以上の結果、当事業売上高は6億2百万円(前年同期比0.9%減)と微減になり、カーブス店舗の移転に伴う物件費の増加等により営業利益は84百万円(前年同期比4.7%減)となりました。

 

当中間会計期間の全社売上高は56億53百万円(前年同期比1.0%減)となりました。経費面では賃上げによる人件費の増加に加え、成長基盤構築に向け先行投資として実施した「MAMA BUTTER」(ママバター)ブランド譲受に係る初期費用の計上等により、営業損失1億16百万円(前年同期は営業損失59百万円)、中間純損失は98百万円(前年同期は中間純損失80百万円)と損失額が拡大しました。

 

 

(2) 財政状態及びキャッシュ・フローの状況

①資産、負債及び純資産の状況

(資産)

当中間会計期間末における総資産は、前事業年度末より1億66百万円増加し、85億71百万円となりました。

流動資産は、前事業年度末より91百万円減少し、52億92百万円となりました。これは主に現金及び預金が2億36百万円減少し、売掛金が61百万円、商品及び製品が45百万円増加したことによるものであります。

固定資産は、前事業年度末より2億57百万円増加し、32億79百万円となりました。これは主に、建物(店舗設備)が47百万円、無形固定資産が1億37百万円増加したことによるものであります。

(負債)

当中間会計期間末における負債合計は、前事業年度末より3億1百万円増加し、30億62百万円となりました。これは主に電子記録債務が2億71百万円、支払手形及び買掛金が91百万円増加し、役員退職慰労引当金が30百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

当中間会計期間末における純資産合計は、前事業年度末より1億35百万円減少し、55億9百万円となりました。これは主に利益剰余金が1億56百万円減少したことによるものであります。

 

②キャッシュ・フローの状況

当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、23億63百万円(前事業年度末は25億99百万円)となりました。各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は1億58百万円(前年同期は53百万円の支出)となりました。これは主に税引前中間純損失1億13百万円、売上債権の増加61百万円、仕入債務の増加3億63百万円、法人税等の支払額50百万円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は3億12百万円(前年同期は95百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出57百万円、事業譲受による支出1億40百万円、長期前払費用の取得による支出1億4百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は82百万円(前年同期は92百万円の支出)となりました。これは配当金の支払額58百万円、リース債務の返済による支出23百万円によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間会計期間において事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。