売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E02871 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経営成績等の状況

①経営成績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、米国による相互関税措置により、輸出企業を中心に価格競争力の低下や採算性の悪化が見られ、企業収益や設備投資に対する下げ圧力が強まるなど、経済活動への影響が広がりました。また、慢性的な人手不足が継続し、原材料やエネルギーコストの上昇、後継者不在による廃業など小規模事業者を中心に企業倒産件数は高水準となりました。

 花き業界においては生活必需品を中心とした価格改定の影響から花きの購入マインド減退が見られ、夏場の酷暑も相まって需要の伸び悩みが見られました。生産面においても高温や集中豪雨の影響を大きく受け、需要と供給のミスマッチが慢性的に発生する状況でした。また、生産資材や肥料・農薬、物流経費や人件費の高止まりが継続し、農家経営を圧迫する結果となりました。

 当社グループは生産・流通・消費のサプライチェーンをより強固なものとして、合理的流通によるコスト軽減と、需給バランスのマッチングに向けた取組を加速させ、花き業界の持続的発展に努めてまいります。

 

 このような結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高17億38百万円(前年同期比6.2%減)、営業損失58百万円(前年同中間期は83百万円の営業利益)、経常損失17百万円(前年同中間期は1億24百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する中間純損失11百万円(前年同中間期は83百万円の親会社株主に帰属する中間純利益)となりました。

 

 なお、当社グループは花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。

 

②財政状態の分析

 当中間連結会計期間末における資産合計は78億64百万円となりました。流動資産は前連結会計年度末に比べ5億36百万円減少し33億40百万円、固定資産は前連結会計年度末に比べ15百万円増加し45億24百万円となりました。流動資産の主な内訳は、売掛金17億63百万円、現金及び預金12億81百万円、固定資産の主な内訳は建物及び構築物23億27百万円です。

 当中間連結会計期間末における負債合計は27億36百万円となりました。流動負債は前連結会計年度末に比べ3億66百万円減少し16億52百万円、固定負債は前連結会計年度末に比べ82百万円減少し10億83百万円となりました。流動負債の主な内訳は受託販売未払金10億84百万円、固定負債の主な内訳は、退職給付に係る負債5億46百万円、資産除去債務1億49百万円です。

 純資産は前連結会計年度末に比べ72百万円減少し51億28百万円となりました。これは剰余金の配当61百万円、親会社株主に帰属する中間純損失11百万円の計上によるものです。

 

③キャッシュ・フローの状況

 当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して4億85百万円減少し12億61百万円となっております。

 当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は、1億27百万円(前年同期は3億68百万円の使用)となりました。主な減少要因は、仕入債務の減少2億64百万円、法人税等の支払額76百万円、主な増加要因は売上債権の減少2億16百万円によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、1億45百万円(前年同期は37百万円の使用)となりました。減少要因は、投資有価証券の取得による支出1億円、有形固定資産の取得による支出30百万円、定期預金の預入による支出20百万円であり、増加要因は貸付金の回収による収入12百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、2億13百万円(前年同期は2億24百万円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1億44百万円、配当金の支払60百万円によるものです。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と生産コスト上昇や生産者の高齢化による生産減による影響があります。

 花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けます。天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価格に影響する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 また、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。

 これらに対し当社グループは、需給双方への情報発信を強化し安定的均衡を図るとともに、中央中核市場である大田花きを中心とした集散機能を発揮し、コストを抑えた効率的な物流に取り組みます。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの資金状況は、営業活動によって1億27百万円、投資活動によって1億45百万円、財務活動によって2億13百万円の資金を使用しました。当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して4億85百万円減少し12億61百万円となりました。

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また、当社グループの事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。