売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E03295 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、物価上昇による消費者マインドの下振れリスクに加え、中東地域の紛争や米国の通商政策等、国際情勢に対する懸念が強まり、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。

 外食産業におきましても、物価高が沈静化する兆しが見えないなか消費者の節約意識はさらに強まっており、また、原材料価格やエネルギーコストの高騰、人手不足及び人件費上昇等により厳しい経営環境が継続しております。

 このような環境において、当社グループは、経営理念である「食を通じて地域社会の豊かな生活文化の向上に貢献する」に基づき、お客様の基本ニーズである「安全・安心」に徹底してこだわった「自然肉100%」の商品提供を堅持するとともに、さらなる品質向上のため、日々努力を続けてまいりました。近年、コロナ禍や物価高を経て消費者の意識・行動が大きく変化するなか、お客様に選んでいただける価値ある店づくりのため、コストパフォーマンスや体験価値を追求した販売戦略に力を入れ、新商品の開発や既存メニューのブラッシュアップ等に取り組んでおります。

 店舗の展開については、当中間期において不採算店舗の整理を進め、グループ計9店舗を閉店する一方、引き続きグループ内での業態見直しによる活性化、高収益化を進めており、当中間期においても、焼肉店(安楽亭)からステーキ店(フォルクス)やしゃぶしゃぶ店(どん亭)への業態転換を4店舗にて着手しております。

 以上の結果、当中間連結会計期間の業績につきましては、売上高152億40百万円(対前年同期比1.7%増)、営業利益5億36百万円(対前年同期比28.3%減)、経常利益4億75百万円(対前年同期比34.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益3億10百万円(対前年同期比41.2%減)となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 安楽亭・七輪房業態

 安楽亭・七輪房業態の当中間連結会計期間末の店舗数は153店舗であります。内訳は直営108店舗、暖簾11店舗、FC34店舗であります。

 販売促進及び商品開発につきましては、「安楽亭」では、お客様が気軽に来店し焼肉を楽しんでいただけるよう、「肉丼&焼肉セット」「ビビンバ&焼肉セット」等の「&(アンド)焼肉シリーズ」の販売や「昼も夜もごはん・スープおかわり無料」のサービス提供等、コストパフォーマンスの高いメニューやサービスを拡充しております。さらに、”家族や仲間で楽しむ焼肉”を充実させるご提案としてメニューをリニューアルし、新しい味付焼肉「旨辛赤ダレ焼肉」「レモンペッパー焼肉」や、食後の満足感を高める多彩なミニデザート「ぽちドルチェ」シリーズを販売開始しております。

 「七輪房」においては、銘柄和牛「松阪牛特選カルビ」「田村牛カルビ」の販売、「黒毛和牛希少部位」の一部店舗での販売等、品質と美味しさの価値を実感いただける施策を積極的に展開したほか、「夏の冷麺フェア」等季節限定メニューの企画も実施し、来店促進を図りました。

 以上の結果、安楽亭・七輪房業態の当中間連結会計期間の売上高は55億27百万円(対前年同期比2.9%減)となり、セグメント利益(営業利益)は37百万円(対前年同期比87.4%減)となりました。

② アークミール業態

 アークミール業態の当中間連結会計期間末の店舗数は135店舗であります(安楽亭から業態転換準備中の4店舗を含む)。内訳は直営133店舗、FC2店舗であります。アークミール業態には、「ステーキのどん」、「しゃぶしゃぶどん亭」、「フォルクス(ステーキ)」を含んでおります。

 販売促進及び商品開発につきましては、ステーキのどんの「牛たっぷりジューシーマウンテン」、しゃぶしゃぶどん亭の「復刻ランチ かつとじ鍋膳 おろしかつ煮鍋膳」、フォルクスの「特選ハラミステーキ」等、お得感あるいはプレミアム感を打ち出した多彩なメニュー施策によって来店促進を図りました。また、DX推進の取り組みとして、各業態の店舗へテーブルオーダータブレットや配膳ロボット導入を進め(配膳ロボットはしゃぶしゃぶどん亭のみ)、お客様サービスの向上とオペレーション効率化を図っております。

 以上の結果、アークミール業態の当中間連結会計期間の売上高は94億60百万円(対前年同期比4.2%増)となり、セグメント利益(営業利益)は6億83百万円(対前年同期比8.3%増)となりました。

③ その他業態
 その他業態の当中間連結会計期間末の店舗数は8店舗であります。内訳は直営6店舗、FC2店舗であります。なお、その他業態には、「からくに屋(焼肉)」、「花炎亭(焼肉)」、「上海菜館(中華)」、「カフェビーンズ(喫茶)」、「安楽亭ベトナム(焼肉)」を含んでおります。

 その他業態の当中間連結会計期間の売上高は2億53百万円(対前年同期比22.1%増)となり、セグメント損失(営業損失)は10百万円(前年同期はセグメント利益5百万円)となりました。

 

 当中間連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ3億10百万円増加し、245億64百万円となりました。これは、有形固定資産の増加、商品及び製品の増加等が要因です。負債は、前連結会計年度末に比べ48百万円増加し、168億74百万円となりました。これは、社債の増加等が要因です。純資産は、前連結会計年度末に比べ2億61百万円増加し、76億89百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する中間純利益の計上等が要因です。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、1億1百万円減少し、70億88百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益の計上5億36百万円、減価償却費3億81百万円等の収入、棚卸資産の増加額1億98百万円等の支出により5億45百万円の収入となりました。前年同期は3億43百万円の収入でありました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出3億15百万円、無形固定資産の取得による支出69百万円等により3億63百万円の支出となりました。前年同期は2億5百万円の支出でありました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入4億86百万円、長期借入金の返済による支出7億9百万円等により2億80百万円の支出となりました。前年同期は15百万円の収入でありました。