売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02897 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における経済情勢は、新型コロナウイルス感染症の行動制限緩和以降、緩やかな持ち直しの動きがみられる一方、ウクライナ情勢の長期化や急激な為替変動等に伴う物価の上昇、世界的な金融引締めによる景気減速が懸念される等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

このような中、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、7,668百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は808百万円(前年同期比61.4%増)、経常利益は869百万円(前年同期比83.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は603百万円(前年同期比86.6%増)と前年同期実績を上回りました。

 

  セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

<キャラクターエンタテインメント事業>

キャラクターエンタテインメント事業は、行動制限が緩和されて以降、クレーンゲーム等のプライズゲーム市場が引き続き活況であったことから「星のカービィ」や「サラブレッドコレクション」等の定番キャラクター商品の受注が堅調に推移した結果、売上高5,262百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益614百万円(前年同期比54.3%増)と前年同期実績を上回りました。

 

<キャラクター・ファンシー事業>

キャラクター・ファンシー事業は、行動制限緩和とインバウンド需要により取引先店舗の来場者数が回復傾向であったことから「星のカービィ」「ポケットモンスター」等の定番キャラクター商品の販売が好調であったことに加え、自社キャラクター「忠犬もちしば」の販売も引き続き好調に推移した結果、売上高2,406百万円(前年同期比27.1%増)、営業利益194百万円(前年同期比89.2%増)と前年同期実績を上回りました。

 

(2)財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,048百万円増加し、5,890百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加額644百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加額141百万円、商品の増加額277百万円によるものであります。

負債は、前連結会計年度末に比べて516百万円増加し、1,305百万円となりました。これは主に、買掛金の増加額273百万円、未払法人税等の増加額184百万円、賞与引当金の増加額60百万円によるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べて531百万円増加し、4,585百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加額495百万円(親会社株主に帰属する四半期純利益603百万円、剰余金の配当△107百万円)によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。