セントラルフォレストグループ株式会社

卸売業食品卸名証

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E34565 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間の食品流通業界を取り巻く環境は、所得環境の改善や景気回復による資産収入の増加など個人消費を押し上げる効果に加え、観光及び外食需要の増加など経済の回復が徐々に進んでおります。一方で、円安の進行、エネルギー資源・原材料価格及び人件費の高騰を背景にした物価上昇への生活者の生活防衛意識は根強く、商品の買い控えや節約志向は依然続いております。

このような状況の下、当社グループは「アクセル2025 新しい時代における最適流通の創造 ― 顧客と地域を支える信頼度№1グループへ ―」を5ヶ年の長期ビジョンに掲げ、今年で4年目を迎えております。顧客と地域を支えるという使命のもと、長期ビジョン実現に向けて販売戦略と物流戦略の両輪での取組を引き続き進めております。

 

当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、スーパーマーケット、ドラッグストア及び外食・中食・給食との取引が好調に推移したことにより、売上高は773億34百万円(前年同期比6.2%増)となりました。利益面では増収による売上総利益の増加に加え、各種取組による収益改善等により営業利益は3億98百万円(前年同期比58.7%増)、経常利益は4億56百万円(前年同期比57.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億7百万円(前年同期比71.3%増)となりました。

 

当社グループは、食品酒類卸売事業及びこれらの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。

 

当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,054億2百万円となり、前連結会計年度末と比べて122億77百万円の減少となりました。これは主に受取手形及び売掛金が62億59百万円、商品及び製品が37億86百万円、現金及び預金が15億62百万円、未収入金が12億61百万円それぞれ減少したことによるものであります。

負債合計は732億48百万円となり、前連結会計年度末と比べて130億22百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金が137億54百万円減少したことによるものであります。

純資産合計は321億53百万円となり、前連結会計年度末と比べて7億45百万円の増加となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が6億80百万円増加したことによるものであります。

 

(2) 経営方針、経営戦略及び対処すべき課題等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。