売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E34819 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態の状況

(流動資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は18,843百万円で、前連結会計年度末に比べ896百万円減少しております。主な要因は、現金及び預金が851百万円増加した一方、商品が1,485百万円減少したこと等によるものであります。

(固定資産)

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は12,736百万円で、前連結会計年度末に比べ582百万円増加しております。主な要因は、新規出店等により建物が582百万円増加したこと等によるものであります。

(流動負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は26,341百万円で、前連結会計年度末に比べ1,928百万円増加しております。主な要因は、前受金が1,348百万円減少した一方、短期借入金が3,507百万円増加したこと等によるものであります。

(固定負債)

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は7,671百万円で、前連結会計年度末に比べ457百万円減少しております。主な要因は、長期借入金が187百万円、リース債務が215百万円減少したこと等によるものであります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は△2,432百万円で、前連結会計年度末に比べ1,785百万円減少しております。主な要因は、利益剰余金が1,801百万円減少したこと等によるものであります。

 

(2)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善するなか、各種政策の効果もあって、景気は緩やかに持ち直しつつあります。ただし、世界的な金融引き締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気が下振れるリスクや、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動の影響に注意する必要があり、また、令和6年能登半島地震の経済に与える影響に十分留意する必要があります。

このような環境のなか、中古車業界におきましては、2023年10月から2024年3月までの国内中古車登録台数は、1,866,542台(前年同期比5.4%増)と前年同期間を上回る結果となりました。(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計データ)

このような状況の下、当社グループにおきましては、2023年10月に福岡県福岡市に「グッドスピードMEGA SUV東福岡店」、2023年11月にグッドスピードMEGA SUV東福岡店の併設店として「グッドスピード東福岡買取専門店」をオープンしました。一方で、2023年10月に「グッドスピード安城ミニバン専門店」、「グッドスピード豊橋ミニバン専門店」、「グッドスピードSPORT岡崎輸入車専門店」、「グッドスピード津ミニバン専門店」、2023年12月に「グッドスピード名東SUVカスタム専門店」の一時休業を行うなど、経営資源の効率化を目指してまいりました。

その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、前期出店したMEGA専門店3店舗と当期出店したMEGA専門店1店舗が寄与したことや、前第2四半期連結累計期間に抑制していたオークションでの販売を当第2四半期連結累計期間において積極的に進めたことなどから31,494百万円(前年同期比8.6%増)となりました。しかしながら店舗数の増加に伴い人件費、賃借料、減価償却費等の販売費及び一般管理費が増加し、営業損失は1,233百万円(前年同期は187百万円の営業損失)、経常損失は1,672百万円(前年同期は305百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,801百万円(前年同期は212百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)という結果となりました。

なお、当社グループは、自動車販売及びその附帯事業の単一セグメントのため、サービスごとの経営成績の内容を記載しており、セグメントごとの記載はしておりません。

 

(自動車販売関連)

 当第2四半期連結累計期間の四輪小売販売台数は、前期にMEGA専門店3店舗、当期にMEGA専門店1店舗を出店しましたが、5店舗の休業等も行ったことから7,434台(前年同期比2.5%減)となりました。一方、相場環境等を踏まえて前第2四半期連結累計期間に抑制していたオークションでの販売を、当第2四半期連結累計期間において積極的に進めたことで当第2四半期連結累計期間における売上高は29,514百万円(前年同期比10.2%増)となりました。なお、新車・中古車販売、買取を自動車販売関連としております。

 

(附帯サービス関連)

 沖縄の観光需要回復などによりレンタカー事業は拡大した一方、整備・鈑金・ガソリンスタンド等を含む整備売上が前年同期を下回ったことから、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,980百万円(前年同期比10.4%減)となりました。なお、整備・鈑金・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカーを附帯サービス関連としております。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ851百万円増加し、1,668百万円となりました。

 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、使用した資金は1,135百万円となりました。これは主に、減価償却費485百万円、売上債権の増加額99百万円、棚卸資産の減少1,482百万円、前受金の減少額1,507百万円があったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は1,001百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出997百万円があったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、獲得した資金は2,988百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出269百万円、リース債務の返済による支出249百万円があった一方で、短期借入金の純増加額3,507百万円があったことなどによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。