株式会社イメージ・マジック

ブランドなど:オリジナルプリント.jp
その他製品印刷グロース

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E37419 


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当社は、「個性と創造性溢れる豊かな社会作りに貢献します。」を経営理念として、システムを活用したモノづくりのDX会社として事業を展開しております。

当社の展開するサービス内容としては、インターネットを利用して行うアパレルや雑貨を主とした商品へのオンデマンドプリントサービス、及びオンデマンドプリントの仕組みであるソフトウエアやハードウエアをアパレルメーカー、印刷会社などの事業者へ提供するソリューションサービスであります。これらの実現のために、小ロット受注に対応したソフトウエアと、システムで制御できるハードウエアの開発を進め、ワークフローのDX化を推進しております。また、地球環境に対する負荷の低減に向けて、SDGsへの意識が高まるなか、当社も環境に配慮したモノづくりで社会に貢献できるよう努めております。

当社の属するオンデマンドプリント業界におきましては、コロナ禍を契機として人々の生活様式の変化が加速し、オンラインの消費活動が定着したことにより衣料・服飾雑貨及び生活雑貨等のEC市場は急成長を遂げ、その市場規模の拡大が続いております。

このような環境の中、オンデマンドプリントサービスでは、様々な顧客ニーズに対応し、オンデマンド生産できるアイテムを拡充すべく新商品の取扱いを強化し、自社ECサイトの「オリジナルプリント.jp」が好調に推移しました。ソリューションサービスではハードウエアのオンデマンド転写プリンター「Trans Jet」の消耗品売上高が前期より大幅に増加しました。

 

当第2四半期累計期間においてオンデマンドプリントサービスの売上高は2,994,104千円(前年同期比22.6%増)となりました

またソリューションサービスの売上高は292,226千円(前年同期比36.3%増)となりました

 

以上の結果当第2四半期累計期間の売上高は3,286,330千円(前年同期比23.7%増)営業利益は294,379千円(前年同期比708.4%増)経常利益は293,374千円(前年同期比709.8%増)四半期純利益は193,910千円(前年同期比780.9%増)となりました

 

なお当社はオンデマンドプリントソリューション事業の単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりません

 

(2)財政状態の状況

(流動資産)

当第2四半期会計期間末における流動資産は1,782,310千円となり前事業年度末と比較して349,938千円の増加となりましたこれは主に売掛金及び契約資産の増加164,222千円現金及び預金の増加94,884千円によるものであります

 

(固定資産)

当第2四半期会計期間末における固定資産は928,357千円となり前事業年度末と比較して25,714千円の増加となりましたこれは主に投資その他の資産の工場の新設等に係る敷金の増加19,265千円によるものであります

 

(流動負債)

当第2四半期会計期間末における流動負債は852,595千円となり前事業年度末と比較して70,017千円の増加となりましたこれは主にその他に含まれる設備投資の未払金の減少132,815千円があったものの、買掛金の増加86,648千円未払法人税等の増加89,962千円によるものであります

 

(固定負債)

当第2四半期会計期間末における固定負債は349,929千円となり前事業年度末と比較して110,860千円の増加となりましたこれは主に新規借入による長期借入金の増加118,396千円によるものであります

 

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産は1,508,143千円となり前事業年度末と比較して194,775千円の増加となりました。これは主に四半期純利益の計上193,910千円による利益剰余金の増加によるものであります

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は774,423千円となり、前事業年度末と比較して94,884千円の増加となりました。

当第2四半期四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、262,035千円(前年同期は6,733千円の使用)となりました。

これは主に、減価償却費98,491千円、税引前四半期純利益286,366千円があった一方で、主にキャッシュ・フロー減少要因として売上債権及び契約資産の増加164,222千円によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、290,596千円(前年同期は203,242千円の使用)となりました。

これは主に、工場の機械装置の積極的な設備投資による有形固定資産の取得による支出255,148千円によるものです。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は、123,445千円(前年同期は98,084千円の使用)となりました。

これは主に、長期借入金の返済による支出64,024千円があった一方、長期借入による収入200,000千円があったことによるものです。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第2四半期累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

当社は、「個性と創造性溢れる豊かな社会作りに貢献します。」という経営理念のもと、最先端の印刷技術とIT技術を活用したオンデマンドプリントソリューション事業を推進し続けることを目的として、高品質かつ高速でTシャツ等への印刷を行うための独自技術の研究に取り組んでおります。

当第2四半期累計期間における研究開発活動の総額は、26,624千円であります。

なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。