売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03493 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在(2024年2月14日)において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが変更されたこと等により経済活動の正常化が進み、個人消費やインバウンド需要が回復しつつある一方、円安の進行や原材料価格、エネルギー価格の高騰等による物価上昇等もあり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当社では、本年度を初年度とする中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」を策定し、当社グループの強みを活かしてさまざまな課題に挑戦し、業績や毛髪業界シェアを伸長させるとともに、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」に飛躍させるべく、事業活動を実施してまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は31,913百万円(前年同四半期比1.3%減)となりました。利益面では売上高が前年同四半期比減になったことに加え、売上原価、販売費および一般管理費の増加により営業利益は2,652百万円(同20.6%減)、経常利益は2,713百万円(同17.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,002百万円(同0.7%減)となりました。

 

セグメント別の売上高の状況は次のとおりであります。

<男性向け売上高>

男性向け売上高については、顧客定着策の推進等を実施し、リピート売上は前年同四半期比ほぼ同水準で推移したものの、新規売上が下回った結果、17,222百万円(前年同四半期比1.7%減)となりました。

<女性向け売上高>

女性向け売上高については、来店顧客数の増加等によりリピート売上は前年同四半期比増加したものの、新規売上が下回った結果、9,606百万円(同2.7%減)となりました。

<女性向け既製品売上高>

女性向け既製品売上高については、入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により4,012百万円(同10.5%増)となりました。

 

資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比76百万円減少し、47,880百万円となりました。これは、現金及び預金が減少したこと等により流動資産が781百万円減少した一方、固定資産が705百万円増加したことによるものです。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比1,397百万円減少し、20,630百万円となりました。これは、未払金、未払法人税等、賞与引当金が減少したこと等により流動負債が1,681百万円減少したこと等によるものです。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末比1,321百万円増加し、27,249百万円となりました。これは、利益剰余金が増加したこと等によるものです。

 

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針、経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、78百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。