E00730 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、物価上昇の継続による景気の下振れが懸念されるものの、雇用・所得環境が改善したことにより個人消費は底堅く推移しており、企業の設備投資も増加傾向にあるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しております。一方で米国の政策動向や世界的な地政学リスクの増大に伴う原材料、エネルギー価格の高止まりなど依然として先行きは不透明な状況となっております。
こうした情勢のもと、当社グループにおきましては、印刷用紙やインキをはじめとする原材料価格やユーティリティー費の高止まりなどにより、引き続き製造原価が上昇傾向にあります。また、人材の採用を強化したことから人件費についても上昇しました。そのような事業環境下、事業ポートフォリオ強化の一環として、今後も成長が見込まれるパッケージ分野への投資を進めており、紙パッケージ分野においては、最新のUV印刷機を導入するとともに、印刷環境をクリーンルームに改修しました。今後は、食品・医療などのパッケージ分野の受注強化に努めてまいります。加えて、デジタルマーケティング事業強化のため、2025年8月に株式会社ピュアフラットの全株式を取得し子会社化しました。そのことにより、ECモールでの売上向上の支援を中心としたECコンサルティングを提供することで、デジタル分野におけるお客様の課題解決につながる付加価値の高い提案を行っていきます。
以上の結果、売上高は56億4千6百万円(前年同期比2.8%減)、営業損失は1億9千6百万円(前年同期は5百万円の営業損失)、経常損失は9千7百万円(前年同期は1億2千1百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する中間純損失は9千4百万円(前年同期は7千3百万円の中間純利益)をそれぞれ計上しました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
首都圏・関西圏における観光や通信販売に関連したチラシやDMなどの広告関連受注が堅調であったものの、BPO事業の受注が減少したことなどにより、売上高41億2千8百万円(前年同期比4.2%減)、原材料費・人件費の上昇や印刷機導入に係る減価償却費の増加、子会社の株式取得費用計上などにより、営業損失2億1百万円(前年同期は1千4百万円の営業利益)をそれぞれ計上しました。
洋紙・板紙市場が縮小傾向にある中、業績確保に努めた結果、売上高1億7千3百万円(前年同期比2.1%増)、営業損失4百万円(前年同期は1千5百万円の営業損失)をそれぞれ計上しました。
③出版・広告代理関連事業
自社媒体における広告受注が堅調に推移し、店舗型の不動産仲介サービスや官公庁からの受託事業が順調であったことなどにより、売上高5億3千1百万円(前年同期比5.8%増)、営業損失9百万円(前年同期は2千4百万円の営業損失)をそれぞれ計上しました。
セキ美術館では、道後温泉地区を訪れる国内旅行客数の回復や、韓国や台湾を中心とするインバウンド旅行者が引き続き増加しております。また、9月12日から11月24日まで愛媛県美術館・ミウラート・ヴィレッジと連携した特別企画展「真鍋博と印刷会社2」を開催しております。これらの結果により、売上高1百万円(前年同期比15.5%増)、営業損失9百万円(前年同期は8百万円の営業損失)をそれぞれ計上しました。
通信カタログ物販事業の中のサプライヤー事業において、新商品の採用やプライベートブランド商品の販売が堅調であったものの、こづつみ倶楽部の事業縮小などにより、売上高8億1千1百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益3千万円(前年同期比3.6%増)をそれぞれ計上しました。
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1千万円減少し、187億2千8百万円となりました。これは主に、投資有価証券が53億7千2百万円と前連結会計年度末と比べ5億6千8百万円増加、また、のれんが5億4千7百万円と前連結会計年度末と比べ5億4千7百万円増加しましたが、現金及び預金が32億1千9百万円と前連結会計年度末と比べ10億4千1百万円減少したことなどによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ2億6千5百万円減少し、26億9千3百万円となりました。これは主に、流動負債その他に含まれる前受金が2千1百万円と前連結会計年度末と比べ1億4千8百万円減少、流動負債その他に含まれる未払金が2億5千1百万円と前連結会計年度末と比べ6千9百万円減少したことなどによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ2億5千4百万円増加し、160億3千4百万円となりました。これは主に利益剰余金が122億4千1百万円と前連結会計年度末と比べ1億4千8百万円減少しましたが、その他有価証券評価差額金が12億9千3百万円と前連結会計年度末と比べ4億9百万円増加したことなどによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計期年度末に比べ、9億4千万円減少し、26億7千7百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果、使用した資金は1億4千3百万円となりました(前年同期は3億4百万円の資金の使用)。当中間連結会計期間における資金の増加要因は、売上債権の減少額2億4千4百万円、減価償却費2億3千2百万円、資金の減少要因は、その他流動負債の減少額2億2千4百万円、棚卸資産の増加額1億2千7百万円、税金等調整前中間純損失1億1百万円、仕入債務の減少額5千1百万円が主なものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動の結果、使用した資金は7億1千1百万円となりました(前年同期は4億5千5百万円の資金の使用)。当中間連結会計期間における資金の増加要因は、定期預金の払戻による収入3億8千5百万円、資金の減少要因は、連結範囲の変更を伴う子会社株式等の取得による支出5億3千5百万円、定期預金の預入による支出2億8千4百万円、有形固定資産の取得による支出2億3千1百万円が主なものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動の結果、使用した資金は8千5百万円となりました(前年同期は9千2百万円の資金の使用)。当中間連結会計期間における資金の減少要因は、親会社による配当金の支払額5千4百万円、長期借入金の返済による支出2千7百万円が主なものであります。
当中間連結会計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。