売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02527 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの影響による経済活動の制限が緩和され、経済社会活動の正常化が進み、景気回復の動きがみられましたが、緊迫した国際情勢、人件費や物流コストの増加等に伴う物価高のマイナス要因などもあり、景気の回復は緩やかであると判断されます。

このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。

 

①財政状態

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、746億85百万円となり、前連結会計年度末と比較して13億80百万円の減少となりました。主な要因として、前渡金の減少等により流動資産が52億95百万円減少したことによるものであります。

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は575億89百万円となり、前連結会計年度末と比較して27億23百万円の増加となりました。この主な要因は、短期借入金の増加等により流動負債が17億47百万円増加したことによるものであります。

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は170億96百万円となり、前連結会計年度末と比較して41億3百万円の減少となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失45億49百万円を計上したことによるものであります。この結果自己資本比率は22.9%となりました。

 

②経営成績

当第3四半期連結累計期間の売上高は、482億3百万円(前年同四半期比18億93百万円減、3.8%減)となりました。

売上総利益は52億95百万円(前年同四半期比8億26百万円増、18.5%増)、営業損失35億23百万円(前年同四半期は営業損失1億75百万円)、経常損失31億81百万円(前年同四半期は経常利益16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失45億49百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億23百万円)となりました。

 

セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

(電力事業)

売上高は90億49百万円と前年同四半期に比べ23億44百万円の増加となっております。また、セグメント利益は7億56百万円と、前年同四半期に比べ1億23百万円の減少となりました。

(環境・化学・機械事業)

売上高は354億70百万円と前年同四半期に比べ41億20百万円の減少となっております。また、特定の太陽光発電所の建設請負工事案件において損失が発生したため、セグメント損失は44億3百万円(前年同四半期はセグメント損失11億23百万円)となりました。

(生活産業事業)

売上高は36億83百万円と前年同四半期に比べ1億17百万円の減少となっております。また、セグメント利益は1億22百万円と、前年同四半期に比べ55百万円の増加となりました。