株式会社テクノアソシエ

上場廃止 (2023/04/27) 株式等売渡請求による取得 金属製品スタンダード

売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E02696 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

 (1)財政状態及び経営成績の状況

   当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高71,941百万円と前年同四半期比8,083百万円の増収、営業利益は2,902百万円と前年同四半期比53百万円の増益、経常利益は3,042百万円と前年同四半期比42百万円の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,882百万円と前年同四半期比72百万円の減益となりました。

 

   セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

  ①エレクトロニクス関連事業

 エレクトロニクス関連事業では、中国において新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞がありましたが、空調機器関連部品等は堅調であったため、売上高は18,793百万円と前年同四半期比1,565百万円(9.1%)の増収となりました。営業利益は、増収により818百万円と前年同四半期比42百万円(5.4%)の増益となりました。

 

  ②自動車関連事業

 自動車関連事業では、中国において新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞がありましたが、為替相場が円安基調で推移したこと、東南アジアでの自動車関連部品の需要増もあり、売上高は28,027百万円と前年同四半期比4,354百万円(18.4%)の増収となりました。営業利益は、中国の減収などにより838百万円と前年同四半期比101百万円(10.8%)の減益となりました。

 

  ③エリア営業等

 エリア営業等では、半導体・工作機械・FA機器・住宅・住設関連部品の需要が引き続き堅調だったことから、売上高は25,121百万円と前年同四半期比2,163百万円(9.4%)の増収となりました。営業利益は、増収により1,362百万円と前年同四半期比381百万円(38.9%)の増益となりました。

 

 

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,090百万円増の59,681百万円、固定資産は、前連結会計年度末に比べて890百万円増の16,816百万円となりました。その結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,981百万円増の76,498百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が1,255百万円増加、商品及び製品が830百万円増加したことによるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べて29百万円増の20,766百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が619百万円増加した一方、未払法人税等が486百万円減少したことによるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,951百万円増の55,731百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,155百万円増加、為替換算調整勘定が759百万円増加したことによるものであります。

 

 (2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (3)研究開発活動

該当事項はありません。