売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03581 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結会計期間末における連結財政状態につきましては、総資産が前連結会計年度末比2,607億円増加5兆7,441億円、純資産が前連結会計年度末比30億円増加2,268億円となりました。貸出金につきましては、中小企業向け貸出が増加したこと等から、前連結会計年度末比1,775億円増加3兆7,707億円となりました。預金・譲渡性預金につきましては、前連結会計年度末比916億円増加4兆6,838億円となりました。

当第3四半期連結累計期間における連結経営成績につきましては、連結経常収益が、貸出金利息や役務取引等収益が増加したものの、有価証券利息配当金や株式等売却益が減少したこと等から、前第3四半期連結累計期間比13億46百万円減少614億26百万円となりました。連結経常費用は、国債等債券売却損が減少したものの、資金調達費用や営業経費が増加したこと等から、前第3四半期連結累計期間比32億27百万円増加461億98百万円となりました。以上の結果等により、連結経常利益は、前第3四半期連結累計期間比45億72百万円減少152億28百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間比39億2百万円減少100億65百万円となりました。

セグメントの業績につきましては、報告セグメントの銀行業は、上記の要因等により、セグメント経常収益が前第3四半期連結累計期間比22億54百万円減少535億72百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比48億64百万円減少138億6百万円となりました。報告セグメント以外のその他(リース業務、クレジットカード業務及びプログラム作成・販売、計算受託業務など)につきましては、セグメント経常収益が前第3四半期連結累計期間比9億69百万円増加93億87百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比2億84百万円増加14億7百万円となりました。

 

 

国内業務部門・国際業務部門別収支

当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、資金運用収益が前第3四半期連結累計期間比54百万円減少351億46百万円となり、また、資金調達費用が前第3四半期連結累計期間比13億40百万円増加41億85百万円となったため、前第3四半期連結累計期間比13億93百万円減少309億61百万円となりました。うち国内業務部門は、310億27百万円となりました。役務取引等収支は、前第3四半期連結累計期間比19百万円減少89億49百万円となりました。うち国内業務部門は、89億33百万円となりました。その他業務収支は、前第3四半期連結累計期間比5億53百万円増加△11億17百万円となりました。うち国内業務部門は、△9億62百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合 計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

31,300

1,054

32,354

当第3四半期連結累計期間

31,027

△66

30,961

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

31,310

3,889

△0

35,200

当第3四半期連結累計期間

30,976

4,167

△2

35,146

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

10

2,834

△0

2,845

当第3四半期連結累計期間

△51

4,234

△2

4,185

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

8,950

18

8,968

当第3四半期連結累計期間

8,933

15

8,949

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

12,710

70

12,781

当第3四半期連結累計期間

12,893

75

12,968

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,760

52

3,812

当第3四半期連結累計期間

3,959

59

4,019

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

△617

△1,053

△1,670

当第3四半期連結累計期間

△962

△155

△1,117

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

5,955

2,595

8,551

当第3四半期連結累計期間

5,758

1,874

7,633

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

6,573

3,648

10,221

当第3四半期連結累計期間

6,720

2,030

8,750

 

(注)1 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間0百万円、当第3四半期連結累計期間
△0百万円)を控除して表示しております。

3 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況

当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は、前第3四半期連結累計期間比1億87百万円増加129億68百万円となりました。うち国内業務部門は、128億93百万円となりました。また、役務取引等費用は、前第3四半期連結累計期間比2億7百万円増加40億19百万円となりました。うち国内業務部門は、39億59百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合 計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

12,710

70

12,781

当第3四半期連結累計期間

12,893

75

12,968

うち預金・貸出業務

前第3四半期連結累計期間

4,577

 ―

4,577

当第3四半期連結累計期間

4,700

 ―

4,700

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

1,704

69

1,774

当第3四半期連結累計期間

1,700

74

1,774

うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

32

 ―

32

当第3四半期連結累計期間

35

 ―

35

うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

146

 ―

146

当第3四半期連結累計期間

148

 ―

148

うち保護預り・
貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

148

 ―

148

当第3四半期連結累計期間

145

 ―

145

うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

596

0

597

当第3四半期連結累計期間

524

0

525

うち投資信託・
保険販売業務

前第3四半期連結累計期間

2,610

 ―

2,610

当第3四半期連結累計期間

3,121

 ―

3,121

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,760

52

3,812

当第3四半期連結累計期間

3,959

59

4,019

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

166

44

211

当第3四半期連結累計期間

169

54

223

 

(注) 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

 

 

国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合 計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

4,605,369

6,183

4,611,553

当第3四半期連結会計期間

4,623,968

4,466

4,628,434

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

3,110,384

 ―

3,110,384

当第3四半期連結会計期間

3,217,649

 ―

3,217,649

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

1,413,316

 ―

1,413,316

当第3四半期連結会計期間

1,346,522

 ―

1,346,522

うちその他

前第3四半期連結会計期間

81,668

6,183

87,852

当第3四半期連結会計期間

59,796

4,466

64,263

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

44,640

 ―

44,640

当第3四半期連結会計期間

55,411

 ―

55,411

総合計

前第3四半期連結会計期間

4,650,009

6,183

4,656,193

当第3四半期連結会計期間

4,679,379

4,466

4,683,845

 

(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2 定期性預金=定期預金

3 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

 

国内貸出金残高の状況

○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

3,572,382

100.00

3,770,767

100.00

製造業

445,785

12.48

465,194

12.34

農業,林業

1,842

0.05

1,938

0.05

漁業

599

0.02

508

0.01

鉱業,採石業,砂利採取業

3,520

0.10

3,415

0.09

建設業

140,901

3.94

147,008

3.90

電気・ガス・熱供給・水道業

72,641

2.03

78,065

2.07

情報通信業

22,730

0.64

21,442

0.57

運輸業,郵便業

100,910

2.83

106,884

2.83

卸売業,小売業

367,128

10.28

385,977

10.24

金融業,保険業

98,389

2.75

125,073

3.32

不動産業,物品賃貸業

581,964

16.29

646,777

17.15

各種サービス業

296,485

8.30

305,736

8.11

地方公共団体

423,429

11.85

421,650

11.18

その他

1,016,056

28.44

1,061,097

28.14

特別国際金融取引勘定分

 ―

 ―

 ―

 ―

政府等

 ―

 ―

 ―

 ―

金融機関

 ―

 ―

 ―

 ―

その他

 ―

 ―

 ―

 ―

合 計

3,572,382

3,770,767

 

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。また、新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りに用いた仮定についても、重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はなく、また新たに定めた事項等はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はなく、また新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。