売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03663 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の緩やかな改善により、物価上昇の影響を受けつつも、各種政策の効果等もあり、緩やかに回復しています。

当行が営業基盤とする愛媛県内の経済情勢も原材料価格上昇の影響等により一部に弱い動きがみられるものの、個人消費やインバウンド需要に支えられて、緩やかに持ち直しつつあります。一方で、足許の消費者物価の上昇や世界的な金融引き締めの影響に加えて、地政学的リスクの高まり等が懸念されています。

このような状況にあって当行グループは、1915年の創業以来、「思いやり」と「助け合い」の「無尽」「相互扶助」の精神に基づき、幅広い金融サービスを提供しながら地域とともに力強く発展してまいりました。

経常収益は前年同期比111億31百万円増加489億33百万円、経常利益は同比12億98百万円減少59億49百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同比9億1百万円減少38億63百万円となりました。

また、財務面においては総資産2兆8,912億円(前連結会計年度末比45億円増加)、純資産1,322億円(同比44億円増加)となりました。

預金等残高(譲渡性預金含む)は前連結会計年度末比338億円増加し2兆6,541億円となり、個人預金は同比147億円増加し1兆4,854億円となりました。貸出金残高は同比173億円増加1兆9,395億円となりました。

また、報告セグメント情報のうち銀行業の経常収益は、前年同期比108億87百万円増加457億85百万円となり、セグメント利益は同比13億61百万円減少53億43百万円となりました。

リース業、その他につきましては前年同期とほぼ同様の結果となりました。

今後も地域価値共創型広域プラットフォーム銀行として、お客様に寄り添いながら、新連携による金融プラス1戦略の広域展開等により、当行独自のプラットフォームを形成し、西瀬戸地域を中心とした地域経済活動の活性化に向け、地域価値共創の実現を目指します。

 

 

国内・国際業務部門別収支

(経営成績説明)

当第3四半期連結累計期間の資金運用収益は、貸出金の増加や米国市場金利の上昇による運用利回りの上昇等により391億50百万円と、前第3四半期連結累計期間比87億86百万円増加しました。資金調達費用については、外貨調達コストの上昇等により前第3四半期連結累計期間比69億96百万円増加し、123億10百万円となりました。この結果、資金運用収支は268億39百万円と前第3四半期連結累計期間比17億90百万円の増加となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

18,488

6,560

25,049

当第3四半期連結累計期間

19,012

7,826

26,839

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

18,973

11,552

162

30,363

当第3四半期連結累計期間

19,489

19,818

157

39,150

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

484

4,992

162

5,314

当第3四半期連結累計期間

476

11,991

157

12,310

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

75

△98

△23

当第3四半期連結累計期間

△94

△137

△231

うち役務取引等
収益

前第3四半期連結累計期間

3,875

70

3,945

当第3四半期連結累計期間

3,755

69

3,825

うち役務取引等
費用

前第3四半期連結累計期間

3,799

168

3,968

当第3四半期連結累計期間

3,849

206

4,056

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

2,343

△1,646

697

当第3四半期連結累計期間

2,179

△6,710

△4,531

うちその他業務
収益

前第3四半期連結累計期間

2,557

2,557

当第3四半期連結累計期間

2,579

2,579

うちその他業務
費用

前第3四半期連結累計期間

214

1,646

1,860

当第3四半期連結累計期間

399

6,710

7,110

 

(注) 1  「国内業務部門」は、当行及び子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行及び子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2  「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

国内・国際業務部門別役務取引の状況

(経営成績説明)

役務取引等収益合計は、預り資産手数料の減少等により前第3四半期連結累計期間比1億19百万円減少し、38億25百万円となりました。役務取引等費用は、前年並みの40億56百万円となったことから、役務取引等収支は△2億31百万円と前第3四半期連結累計期間比2億8百万円減少しました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

3,875

70

3,945

当第3四半期連結累計期間

3,755

69

3,825

うち預金・貸出
業務

前第3四半期連結累計期間

1,813

1,813

当第3四半期連結累計期間

1,561

1,561

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

603

70

673

当第3四半期連結累計期間

616

69

686

うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

365

365

当第3四半期連結累計期間

410

410

うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

714

714

当第3四半期連結累計期間

608

608

うち保護預り・
貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

20

20

当第3四半期連結累計期間

21

21

うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

73

73

当第3四半期連結累計期間

56

56

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,799

168

3,968

当第3四半期連結累計期間

3,849

206

4,056

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

67

168

236

当第3四半期連結累計期間

69

206

276

 

(注)  「国内業務部門」とは当行及び子会社の円建取引、「国際業務部門」とは当行及び子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

 

 

国内・国際業務部門別預金残高の状況

○預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

2,134,919

144,018

2,278,937

当第3四半期連結会計期間

2,181,916

153,869

2,335,786

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

1,273,251

1,273,251

当第3四半期連結会計期間

1,327,816

1,327,816

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

859,068

859,068

当第3四半期連結会計期間

849,910

849,910

うちその他

前第3四半期連結会計期間

2,598

144,018

146,617

当第3四半期連結会計期間

4,189

153,869

158,059

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

266,033

266,033

当第3四半期連結会計期間

318,375

318,375

総合計

前第3四半期連結会計期間

2,400,953

144,018

2,544,971

当第3四半期連結会計期間

2,500,292

153,869

2,654,162

 

(注) 1  「国内業務部門」とは当行及び子会社の円建取引、「国際業務部門」とは当行及び子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3  定期性預金=定期預金+定期積金

 

 

国内・国際業務部門別貸出金残高の状況

○業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

1,899,762

100.00

1,939,581

100.00

製造業

142,572

7.50

133,022

6.86

農業、林業

2,221

0.12

1,828

0.09

漁業

4,264

0.22

4,939

0.25

鉱業、採石業、砂利採取業

104

0.01

113

0.01

建設業

52,311

2.75

54,168

2.79

電気・ガス・熱供給・水道業

13,986

0.74

18,830

0.97

情報通信業

6,072

0.32

5,963

0.31

運輸業、郵便業

240,274

12.65

277,865

14.33

卸売業、小売業

101,900

5.36

102,703

5.29

金融業、保険業

94,064

4.95

98,112

5.06

不動産業、物品賃貸業

133,747

7.04

134,907

6.95

各種サービス業

203,105

10.69

200,275

10.33

地方公共団体

143,813

7.57

142,502

7.35

その他

761,321

40.08

764,348

39.41

海外及び特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

1,899,762

1,939,581

 

(注) 1  「国内」とは、当行及び子会社で特別国際金融取引勘定分を除いたものであります。

2  当行には海外店及び海外に子会社を有する子会社はありません。