売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03678 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、資源価格の高騰の影響を受けつつも、経済活動の正常化が着実に進んだことなどにより、景気は緩やかに回復しております。しかしながら、海外経済の回復ペースの鈍化や物価、資源価格の動向など、先行きについては不確実性が高い状況にあります。

当社グループの主な営業基盤である岡山県におきましても、個人消費が牽引し、緩やかに回復しつつありますが、資源価格の高騰などが地域経済に与える影響には十分注意する必要があります。

このような情勢のなか、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。

主要な勘定におきましては、預金残高は、流動性預金は増加したものの、定期性預金が減少したことから、前年度末比84億円減少して1兆2,041億円(前年同期比136億円減少)となりました。預り資産残高(預金、譲渡性預金、投資信託、公共債及び個人年金保険の合計)は、前年度末比32億円減少して1兆3,748億円(前年同期比29億円減少)となりました。貸出金残高は、中小企業及び個人向け貸出の増加等により、前年度末比106億円増加して1兆269億円(前年同期比200億円増加)となりました。有価証券残高は、前年度末比56億円減少して1,581億円(前年同期比115億円減少)となりました。

損益面におきましては、連結経常収益は、役務取引等収益の増加等により、前年同期比390百万円増収17,637百万円、連結経常費用は、与信関連費用の増加等により、前年同期比690百万円増加15,507百万円となりました。連結経常利益は、前年同期比300百万円減益2,129百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比205百万円減益1,474百万円となりました。

また、事業部門別の損益状況は、銀行業では経常収益が前年同期比408百万円増収13,178百万円、経常利益は前年同期比245百万円減益1,989百万円、リース業では経常収益が前年同期比22百万円減収4,521百万円、経常利益が前年同期比46百万円減益189百万円、その他(クレジットカード業)では経常収益が前年同期比4百万円増収232百万円、経常利益が前年同期比8百万円増益15百万円となりました。

 

国内・国際業務部門別収支

 

資金運用収支は、前年同期比223百万円増加して9,815百万円となりました。
 内訳は、資金運用収益が前年同期比112百万円増加10,009百万円、資金調達費用が前年同期比111百万円減少193百万円であります。 

役務取引等収支は、前年同期比157百万円増加して979百万円となりました。
 内訳は、役務取引等収益が前年同期比238百万円増加2,802百万円、役務取引等費用が前年同期比81百万円増加1,822百万円であります。

その他業務収支は、前年同期比254百万円減少して122百万円となりました。
 内訳は、その他業務収益が前年同期比89百万円増加4,485百万円、その他業務費用が前年同期比344百万円増加4,362百万円であります。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

9,232

383

△23

9,592

当第3四半期連結累計期間

9,032

828

△45

9,815

 うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

9,413

569

△85

9,897

当第3四半期連結累計期間

9,198

915

△104

10,009

 うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

181

185

△62

304

当第3四半期連結累計期間

166

86

△58

193

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

868

△3

△41

822

当第3四半期連結累計期間

1,024

△3

△41

979

 うち役務取引等
 収益

前第3四半期連結累計期間

2,595

10

△41

2,564

当第3四半期連結累計期間

2,832

11

△41

2,802

 うち役務取引等
 費用

前第3四半期連結累計期間

1,726

14

△0

1,741

当第3四半期連結累計期間

1,807

14

△0

1,822

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

 うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

 うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

552

△22

△152

377

当第3四半期連結累計期間

619

△348

△148

122

 うちその他業務
 収益

前第3四半期連結累計期間

4,672

6

△283

4,395

当第3四半期連結累計期間

4,746

2

△263

4,485

 うちその他業務
 費用

前第3四半期連結累計期間

4,120

29

△131

4,017

当第3四半期連結累計期間

4,126

351

△115

4,362

 

 

(注) 1. 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。

2. 相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額と国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

国内・国際業務部門別役務取引の状況

 

役務取引等収益は、前年同期比238百万円増加して2,802百万円となりました。

主な内訳は、預金・貸出業務が前年同期比210百万円増加931百万円、証券関連業務が前年同期比30百万円増加575百万円、為替業務が前年同期比5百万円減少498百万円であります。

役務取引等費用は、前年同期比81百万円増加して1,822百万円となりました。うち、為替業務は前年同期比0百万円減少60百万円であります。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

2,595

10

△41

2,564

当第3四半期連結累計期間

2,832

11

△41

2,802

 うち預金・貸出
 業務

前第3四半期連結累計期間

721

721

当第3四半期連結累計期間

931

931

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

494

9

503

当第3四半期連結累計期間

488

10

498

 うち証券関連
 業務

前第3四半期連結累計期間

545

545

当第3四半期連結累計期間

575

575

 うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

358

358

当第3四半期連結累計期間

322

322

 うち保護預り・
 貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

15

15

当第3四半期連結累計期間

15

15

 うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

39

1

40

当第3四半期連結累計期間

43

1

44

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

1,726

14

△0

1,741

当第3四半期連結累計期間

1,807

14

△0

1,822

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

46

14

61

当第3四半期連結累計期間

46

14

60

 

 

(注) 1. 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。

2. 相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額であります。

 

国内・国際業務部門別預金残高の状況

 

○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

1,209,166

9,332

△626

1,217,872

当第3四半期連結会計期間

1,202,200

2,480

△508

1,204,172

 うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

781,645

△626

781,018

当第3四半期連結会計期間

804,774

△508

804,265

 うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

425,533

425,533

当第3四半期連結会計期間

394,957

394,957

 うちその他

前第3四半期連結会計期間

1,986

9,332

11,319

当第3四半期連結会計期間

2,469

2,480

4,949

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

4,131

4,131

当第3四半期連結会計期間

2,391

2,391

総合計

前第3四半期連結会計期間

1,213,297

9,332

△626

1,222,003

当第3四半期連結会計期間

1,204,592

2,480

△508

1,206,564

 

 

(注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2.定期性預金=定期預金+定期積金

3.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。

4.相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額であります。

 

国内・国際業務部門別貸出金残高の状況

 

○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

1,006,953

100.00

1,026,991

100.00

 製造業

76,108

7.56

79,445

7.74

 農業、林業

4,765

0.47

4,496

0.44

 漁業

23

0.00

33

0.00

 鉱業、採石業、砂利採取業

493

0.05

560

0.05

 建設業

54,071

5.37

55,408

5.39

 電気・ガス・熱供給・水道業

14,587

1.45

14,576

1.42

 情報通信業

6,325

0.63

5,875

0.57

 運輸業、郵便業

22,663

2.25

22,371

2.18

 卸売業、小売業

77,176

7.66

76,226

7.42

 金融業、保険業

46,549

4.62

52,613

5.12

 不動産業、物品賃貸業

78,144

7.76

84,209

8.20

 各種サービス業

103,103

10.24

104,310

10.16

 地方公共団体

138,055

13.71

131,409

12.80

 その他

384,885

38.22

395,453

38.51

特別国際金融取引勘定分

 政府等

 金融機関

 その他

合計

1,006,953

1,026,991

 

 

(注) 「国内」とは、当社及び連結子会社であります。

 

 (2) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループは、親会社である当社が銀行業を営んでいることから、お客さまからの預金を主な源泉とし、営業エリア内の中小企業向けの融資を中心とした貸出と主に市場性のある有価証券投資を行う中で、円滑な決済等に必要な水準の流動性を確保しております。
 なお、固定資産の取得等の資本的支出につきましては、自己資金で対応しております。