売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04108 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におきまして、当社グループでは積極的な営業活動により業績の向上に取り組みました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産は、固定資産の取得などにより、前連結会計年度末に比べ88百万円増加し、21,271百万円となりました。負債は、未払金や長期借入金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ1,516百万円減少し、10,202百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ1,605百万円増加し、11,068百万円となりました。

 

②経営成績

当第3四半期連結累計期間の当社グループの営業収益は10,843百万円(前年同期比687百万円、6.8%増)となり、営業利益は1,869百万円(前年同期比523百万円、38.9%増)となりました。これに営業外収益及び営業外費用を加減した経常利益は1,891百万円(前年同期比458百万円、32.0%増)となり、特別利益及び特別損失ならびに法人税等を加減し、非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は1,436百万円(前年同期比512百万円、55.5%増)となりました。

 

 次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。

 (運輸業)

運輸業では、鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業ともに、需要回復による旅客数増加などにより増収となりました。

以上により、運輸業の営業収益は5,629百万円(前年同期比619百万円、12.4%増)となり、営業利益は443百万円(前年同期比403百万円増)となりました。

 

(参考)鉄軌道事業の運輸成績

種別

単位

当第3四半期

連結累計期間

 

(2023.4.1~2023.12.31)

 対前年同四半期増減率(%)

輸送人員

定期

千人

2,230

6.5

定期外

4,204

15.4

6,435

12.2

旅客運輸収入

定期

百万円

216

14.2

定期外

951

27.3

1,168

24.6

 

 

 (不動産業)

不動産業では、嵐山駅ビルや居住系マンション等の賃貸収入が堅調に推移したほか、「BOAT RACE(ボートレース)三国は、2023年11月にSG(スペシャルグレード)の「チャレンジカップ競走」の開催により増収となりました。

以上により、不動産業の営業収益は4,258百万円(前年同期比251百万円、6.3%増)となり、営業利益は1,184百万円(前年同期比49百万円、4.4%増)となりました。

 

 (レジャー・サービス業)

レジャー・サービス業では、2023年6月30日に三国観光ホテルを事業譲渡したため減収となりましたが、インバウンドや国内の旅行需要の回復により、嵐山駅ビルの直営店舗、ホテル京福 福井駅前、越前松島水族館は増収となりました。

以上により、レジャー・サービス業の営業収益は1,100百万円(前年同期比166百万円、13.1%減)となり、営業利益は241百万円(前年同期比71百万円、41.9%増)となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

    該当事項はありません。