売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E36711 Japan GAAP


2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,250,479千円となり、前連結会計年度末に比べ103,050千円増加いたしました。これは主に、未収還付法人税等が43,391千円減少したものの、現金及び預金が54,574千円、売掛金及び契約資産が82,869千円増加したことによるものであります。固定資産は183,608千円となり、前連結会計年度末に比べ12,165千円増加いたしました。これは主に、無形固定資産に含まれる業務基幹システム導入に係るソフトウエア仮勘定が11,499千円増加したことによるものであります。

この結果、総資産は1,434,087千円となり、前連結会計年度末に比べ115,215千円増加いたしました。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は310,045千円となり、前連結会計年度末に比べ6,649千円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が53,047千円増加した一方、その他に含まれる未払金が45,613千円、契約負債が40,859千円減少したことによるものであります。固定負債は56,781千円となり、前連結会計年度末に比べ11,623千円減少いたしました。これは主に長期借入金が11,722千円減少したことによるものであります。

この結果、負債合計は366,826千円となり、前連結会計年度末に比べ18,273千円減少いたしました。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,067,261千円となり、前連結会計年度末に比べ133,489千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を124,687千円計上したことによるものであります。

 

(2)経営成績

当社グループのデジタルトランスフォーメーション事業は、クライアントのデジタルプラットフォーム構築のハブとなるDXパートナーとして、高い技術知見によってクラウド、AI(人工知能)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)など先端技術を活用し、クライアントのビジネスモデル変革や新たなサービス開発に最適なシステム像を描き、クライアントの企業価値の最大化に貢献してまいりました。当第2四半期連結会計期間においては、パートナーシップ強化を進めることで案件獲得量が向上したため売上高は堅調に推移し、コンサルタント稼働率の向上及び高付加価値案件の獲得による単価向上により利益面においても改善しております。また、当社では人材戦略を中長期成長に向けた重要戦略と位置付けており、マーケットの需要に応える人材育成・調達を実施してまいります。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績については、売上高は1,366,367千円(前年同期比31.0%増)、営業利益は167,431千円(前年同期比251.9%増)、経常利益は167,224千円(前年同期比258.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は124,687千円(前年同期比424.4%増)となりました。

 

なお、当社グループの報告セグメントはデジタルトランスフォーメーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。また、当社グループのリソースを集中し効率的に事業の推進を図るため、第1四半期連結会計期間の期首に事業部門の再編を行い、事業部門を統一しています。事業部門の統一により従来の事業部門別の売上実績の集計が困難となったため、第1四半期連結会計期間から事業部門別の売上実績の記載を行っておりません。

 

 

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べ54,574千円増加し、840,953千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、80,043千円の収入となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益を167,224千円計上したものの、その他の負債が97,462千円減少したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、15,925千円の支出となりました。これは主に、パソコンなどの有形固定資産の取得のため7,263千円、業務基幹システムに係る無形固定資産の取得のため8,661千円を支出したことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、9,392千円の支出となりました。これは主に、株式の発行による収入が4,330千円あった一方、長期借入金の返済のため13,722千円を支出したことによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、219千円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。