売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当

ROE 自己資本利益率

EPS BPS




E04293 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)  経営成績の状況

当中間連結会計期間(2025年4月1日から2025年9月30日まで)のわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復が続きましたが、米国の通商政策の影響、物価上昇の継続による消費者マインドの下振れ、地政学リスクの長期化など景気減速のリスクが懸念されており、先行きは依然として不透明な状態が続いています。

  このような環境の中、当社グループは、お客様のニーズに対応した高品質な物流サービスの提供と生産性の向上を通じて、事業基盤の強化に努めてまいりました。国内物流事業では、施設の拡充・高度化を通じて食品・医療分野の取扱拡大を推進しました。国際物流事業では、トラッキングWEBサービスの本格稼働に伴い、お客様へのご提案を強化するとともに、利便性向上と、取引拡大に向けた営業活動を推進しました。また輸出車両取扱いも好調に推移いたしました。これらの取組みの結果、国内物流事業、国際物流事業とも増収増益となりました。

以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は253億9千8百万円(前年同期比4億8千6百万円の増収2.0%増)、営業利益は18億4千9百万円(前年同期比3億3千8百万円の増益22.4%増)、経常利益は20億7百万円(前年同期比4億2百万円の増益25.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は13億6千5百万円(前年同期比2億6千5百万円の増益24.1%増)となりました。

 

当社グループのセグメント別の業績は、次のとおりであります。

 

   国内物流事業

  国内物流事業におきまして、倉庫業は、新設した物流センターの稼働に伴う保管・入出庫の取扱い増加等により、売上高は47億8千9百万円(前年同期比11.4%増)となりました。流通加工業は、取扱い個数は増加しましたが出荷件数が減少したことにより、売上高は35億2百万円(前年同期比1.9%減)となりました。陸上運送業は、配送の取扱いが減少したことにより、売上高は56億1千2百万円(前年同期比5.3%減)となりました。

以上の結果、国内物流事業の売上高は144億8千3百万円(前年同期比1億2千3百万円の増収0.9%増)、営業利益は18億2千7百万円(前年同期比2億3千万円の増益14.4%増)となりました。

 

   国際物流事業

  国際物流事業におきまして、国際運送取扱業は、複合一貫輸送の取扱いが減少したものの、プロジェクト貨物、輸出車両の海上輸送の取扱いが増加し、売上高は99億4千9百万円(前年同期比5.7%増)となりました。航空運送取扱業は、輸出入ともに取扱いが減少し、売上高は4億2千7百万円(前年同期比38.7%減)となりました。港湾作業は船内荷役、沿岸荷役とも取扱いが増加し、売上高は10億6千1百万円(前年同期比14.9%増)となりました。

以上の結果、国際物流事業の売上高は114億3千8百万円(前年同期比4億3百万円の増収3.7%増)、営業利益は8億5千5百万円(前年同期比8千4百万円の増益11.0%増)となりました。

 

(2)  財政状態の状況

当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して19億2千9百万円増加530億3千6百万円となりました。この要因は、現金及び預金の増加により流動資産が10億1千5百万円増加したことと、投資有価証券の含み益の増加により固定資産が9億1千5百万円増加したことによるものであります。

一方、負債合計は、前連結会計年度末と比較して4億5千3百万円増加213億3百万円となりました。この要因は、借入金は減少したものの、繰延税金負債や営業未払金等が増加したことによるものであります。

純資産合計は、利益剰余金及びその他の包括利益累計額の増加により前連結会計年度末と比較して14億7千5百万円増加317億3千2百万円となりました。

自己資本比率は、純資産の増加により前連結会計年度末の59.2%から59.8%へ上昇し、借入金依存度は、借入金の減少により前連結会計年度末の15.2%から13.5%へ低下しました。

 

決算年月

2024年9月

2025年3月

2025年9月

自己資本比率(%)

56.6

59.2

59.8

借入金依存度(%)

16.1

15.2

13.5

 

(注) 自己資本比率:自己資本/総資産

借入金依存度:借入金残高(社債含む)/総資産

 

(3)  キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益20億6百万円、減価償却費による資金留保9億3千万円等により、32億2千9百万円の収入となりました。前年同期(22億5千万円の収入)との比較では、税金等調整前中間純利益の増加や消費税の還付等により、9億7千9百万円の収入の増加となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資として3億8千2百万円を実施した一方、定期預金の払戻し6億7千2百万円があり、結果として2億8千3百万円の収入となりました。前年同期(22億8千2百万円の支出)との比較では、25億6千6百万円の支出の減少となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、年度資金の借入により3億2千万円の収入があったものの、既存借入金の返済、社債の償還及び配当金の支払い等により12億9千5百万円の支出となりました。前年同期(6億5千3百万円の支出)との比較では、6億4千2百万円の支出の増加となりました。

現金及び現金同等物は全体で21億2千4百万円の増加となり、中間期末残高は107億3百万円となりました。

 

(4)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更または新たに生じた課題はありません。

 

(5)  研究開発活動

該当事項はありません。