売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E04606 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、不動産賃貸事業において主に顧客対応に従事している部門の人件費等について表示方法の変更を行っております。経営成績の状況における前第3四半期連結累計期間との比較は、当該変更を反映した組替え後の数値で行っております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (表示方法の変更)」をご参照ください。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 

  ① 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境が持ち直し、企業収益に改善が見られる一方で、物価上昇等の影響に十分注意する必要がある等、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。

このような情勢のもと、当社グループはコロナ後の顧客ニーズに対応すべくグループ一体となって経営改善に取り組み、各事業において業績の向上に務めました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,251,844千円(前年同四半期比14.6%増)、営業利益は157,601千円(前年同四半期は営業損失21,753千円)、経常利益は181,502千円(前年同四半期は経常損失2,900千円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、連結子会社が固定資産売却益10,344千円を計上したこと等から124,109千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失69,239千円)となりました。

これをセグメント別にみると、不動産賃貸事業については、売上高は1,428,504千円(前年同四半期比2.3%増)、セグメント利益は552,009千円(前年同四半期比8.5%増)となりました。

食堂・飲食事業については、売上高は412,602千円(前年同四半期比53.7%増)、セグメント損失は28,337千円(前年同四半期はセグメント損失82,671千円)となりました。

売店事業については、売上高は410,736千円(前年同四半期比36.4%増)、セグメント利益は30,934千円(前年同四半期はセグメント損失46,313千円)となりました。

 

 

 ② 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ813,957千円減少し23,442,902千円となりました。

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ302,501千円増加し1,936,246千円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加289,175千円及び売掛金の増加10,500千円であります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,116,458千円減少し21,506,655千円となりました。主な要因は、有形固定資産の減価償却等による減少336,555千円及び投資有価証券の時価評価による減少757,622千円であります。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ94,261千円増加し866,293千円となりました。主な要因は、未払金の増加74,035千円、買掛金の増加22,478千円であります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ445,571千円減少し12,414,475千円となりました。主な要因は、流動負債に振替えたことによる長期前受金の減少219,607千円、投資有価証券を時価評価したこと等による繰延税金負債の減少231,013千円であります。

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べ462,647千円減少し10,162,134千円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金の減少525,649千円及び利益剰余金の増加63,510千円であります。

なお、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.5%減少し43.3%となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。

また、新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。