E04609 Japan GAAP
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、消費者物価は上昇するも、一部に足踏みもみられるが、景気及び個人消費は緩やかに回復している状況で推移いたしました。
当社におきましては、徹底した感染拡大予防対策を実施し、お客様と公演関係者の安心・安全を最優先に考え、安心してご来場いただけるよう努め、その中で引き続きお客様の嗜好に合わせた公演の実現、観客動員の維持も図りながら、注意深く上演しております。
今後につきましても、感染拡大の防止策を徹底し、社会経済活動が段階的に回復する中、公演数及び観客動員の拡大を図りながら、お客様に喜んで頂ける公演を増加させていく予定であります。
当社は、以下のとおり、令和5年4月から12月までに公演を28種類、上演日数として161日間、上演回数として227回(前年同期190回)の実施を致しました。
<当第3四半期累計期間の上演実施作品>
(上演日数には休演日も含みます)
〈公演中止となった当第3四半期累計期間の上演予定作品〉
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は、25億5千9百万円(前年同期は19億3千万円)となりました。
売上高は増加し、利益面では、営業利益1億9千6百万円(前年同期は営業損失2千8百万円)、経常利益
1億8千9百万円(前年同期は経常損失4千7百万円)、四半期純利益1億6千4百万円(前年同期は四半期
純損失1億2千4百万円)となりました。
なお、当第3四半期累計期間に予定していた公演をすべて順調に上演できましたので、公演中止に伴う特別損
失はございません。
当社の報告セグメントは劇場事業単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。
①資産の部
当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は、10億8千3百万円となり、前事業年度末に比べ9千5百万円の減少となりました。この主な要因は、現金及び預金1億7千5百万円増加した一方で、売掛金が1億9千9百万円減少、未収入金が5千万円減少したことによるものであります。固定資産の残高は、49億8千1百万円となり、前事業年度末に比べ1億5千5百万円の減少となりました。この主な要因は、建物及び構築物が9千1百万円、機械及び装置が6千8百万円減少したことによるものであります。この結果、総資産は、60億6千5百万円となり、前事業年度末に比べ2億5千万円の減少となりました。
②負債の部
当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は、5億9千4百万円となり、前事業年度末に比べ2億6千5百万円の減少となりました。この主な要因は、未払法人税等が4千1百万円増加、前受金が6百万円減少、買掛金が3億1千3百万円減少、1年内返済予定の長期借入金が2千2百万円減少、未払金が1千8百万円増加したことによるものであります。固定負債の残高は、9億1千4百万円となり、前事業年度末に比べ1億5千6百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金が1億5千万円減少したことによるものであります。この結果、負債合計は、15億9百万円となり、前事業年度末に比べ4億2千2百万円の減少となりました。
③純資産の部
当第3四半期会計期間末における純資産の残高は、45億5千6百万円となり、前事業年度末に比べ1億7千1百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が1億6千4百万円増加したことによるものであります。
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はあ
りません。
該当事項はありません。