E04859 Japan GAAP
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、報告セグメントをデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、及びライツ・プロパティ等事業と定め、各々のセグメントにおいて、事業基盤の強化と収益力の向上に努めております。
当中間連結会計期間の業績は、売上高は133,895百万円(前年同期比15.0%減)、営業利益は27,278百万円(前年同期比28.8%増)、経常利益は28,553百万円(前年同期比57.4%増)となりました。また、組織再編費用9,849百万円を特別損失として計上したことなどにより、親会社株主に帰属する中間純利益は10,052百万円(前年同期比14.5%減)となりました。
当中間連結会計期間の報告セグメント別の状況は次のとおりであります。
①デジタルエンタテインメント事業
ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
当中間連結会計期間は、HD(High-Definition)ゲームにおいて、「キングダム ハーツ」シリーズの過去作3タイトルのSteam版等を発売した前年と比較して、新作タイトルからの売上が減少したことにより、前年同期比で減収となりました。一方で、開発費の償却負担や広告宣伝費が前年から減少したこと等により、前年同期の営業損失から黒字転換となりました。
MMO(多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)は、前年に「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」を発売したことから、前年同期比で減収減益となりました。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、既存タイトルの弱含み等により前年同期比で減収となったものの、決済手段の多様化による収益性の改善により増益となりました。
当事業における当中間連結会計期間の売上高は73,058百万円(前年同期比25.6%減)となり、営業利益は20,090百万円(前年同期比19.3%増)となりました。
②アミューズメント事業
アミューズメント施設の運営、並びにアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行っております。
当中間連結会計期間は、機器販売が前年を下回ったことにより、前年同期比で減収となったものの、既存店売上高及びアミューズメント施設向け景品の販売が前年を上回ったこと等により、営業利益は前年並みの着地となりました。
当事業における当中間連結会計期間の売上高は34,578百万円(前年同期比4.6%減)となり、営業利益は4,217百万円(前年同期比0.3%減)となりました。
③出版事業
コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っております。
当中間連結会計期間は、コミックスの新刊点数が減少したこと等により、前年同期比で減収減益となりました。
当事業における当中間連結会計期間の売上高は14,420百万円(前年同期比3.1%減)となり、営業利益は4,786百万円(前年同期比11.3%減)となりました。
④ライツ・プロパティ等事業
主として当社グループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行っております。
当中間連結会計期間は、有力IPにかかるロイヤリティ収入の計上があったこと等によって、前年同期比で増収増益となりました。
当事業における当中間連結会計期間の売上高は12,707百万円(前年同期比32.3%増)となり、営業利益は6,793百万円(前年同期比100.7%増)となりました。
当中間連結会計期間の財政状態の概要は次のとおりであります。
①資産
当中間連結会計期間末における流動資産は341,262百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,253百万円減少しました。これは主に現金及び預金が4,396百万円、受取手形及び売掛金が1,987百万円減少したこと、コンテンツ制作勘定が2,979百万円、商品および製品が1,323百万円増加したことによるものであります。固定資産は68,390百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,253百万円減少しました。
この結果、総資産は、409,653百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,506百万円減少しました。
②負債
当中間連結会計期間末における流動負債は61,269百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,090百万円減少しました。これは主に流動負債その他が2,506百万円、資産除去債務が2,198百万円、賞与引当金が1,050百万円減少したこと、未払法人税等が2,082百万円増加したことによるものであります。固定負債は14,563百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,131百万円増加しました。
この結果、負債合計は、75,833百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,959百万円減少しました。
③純資産
当中間連結会計期間末における純資産合計は333,820百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,547百万円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する中間純利益10,052百万円、剰余金の配当12,130百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は81.3%(前連結会計年度末は80.7%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前年同期に比べ23,693百万円増加して、241,920百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は、13,904百万円(前年同期比18.3%増)となりました。
これは主として、税金等調整前中間純利益18,496百万円、たな卸資産の増加額4,148百万円及び減価償却費4,093百万円によるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、3,476百万円(前年同期比63.6%減)となりました。
これは主として、有形固定資産の取得による支出3,247百万円、資産除去債務の履行による支出2,158百万円及び定期預金の払戻による収入2,674百万円によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、11,857百万円(前年同期比258.6%増)となりました。
これは主として、配当金の支払額12,121百万円によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況 4. 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,083百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。