売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E03147 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する各種制限緩和により、景気は緩やかに回復の兆しがみられました。一方で、東欧情勢をはじめとする地政学リスク、円安の影響による原材料コストの上昇もあり、依然として経済は先行き不透明な状況が続いております。

このような状況の中、当社グループは、新規出店及び撤退による収益向上を進めてまいりました。また、カフェ・喫茶業態においては、秋季限定商品「和栗のマロンドリンク」、冬季限定商品「チョコではなく"カカオ"香るカカオオーレ」の発売、喫茶室ルノアール業態においては、アルコールメニューの再開、ミヤマ珈琲業態においては、サクマ製菓株式会社様の人気商品「いちごみるくキャンディ」とコラボレーションした「"キャンディグリッター煌めく"ふわとろシフォン」を発売いたしました。さらに、人員配置の効率化等、各種経費削減にも継続して努めてまいります。

今後も、更にお客様に求められる価値観を提供し続けることが出来るよう、より高品質の商品やホスピタリティあふれるサービスの提供に努めてまいります。

店舗数につきましては、2023年5月シャトレーゼ小金井東町店、7月シャトレーゼ蒲田サンライズ店、9月銀座2丁目ガス灯通り店、11月東京駅八重洲さくら通り店、12月池袋西武前店を新規オープンし、2023年6月カフェ・ルノアール御徒町春日通り店、カフェ・ルノアール秋葉原昭和通り口店を業態変更し、御徒町春日通り店、秋葉原昭和通り口店としてオープンいたしました。2023年4月代々木西口駅前店、5月新宿小滝橋通り店、銀座松屋通り店、7月神田南口駅前店、10月新有楽町ビル店、11月大船店、BAKERY HINATA相武台店を閉店いたしましたので、100店舗となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,467百万円(前年同期比1,038百万円増)となり、営業利益は9百万円(前年同四半期は営業損失352百万円)、経常利益は47百万円(前年同四半期は経常損失142百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失124百万円)となりました。

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、6,517百万円となり前連結会計年度末に比べ88百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が252百万円減少したものの、有形固定資産が232百万円、流動資産のその他が46百万円、敷金及び保証金が19百万円増加したことによるものであります。

負債は、3,186百万円となり前連結会計年度末に比べ38百万円の増加となりました。これは主に、買掛金が29百万円増加したことによるものであります。

また、純資産は3,330百万円となり前連結会計年度末に比べ50百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が52百万円増加したことによるものであります。

以上の結果、自己資本比率は50.4%(前連結会計年度末は50.3%)となりました。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。