売上高

利益

資産

キャッシュフロー

配当(単独)

ROE

EPS BPS




E01398 Japan GAAP


2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限の緩和や感染症法上の位置づけが5類へ引下られたことで経済活動の回復が見られるものの、世界情勢の緊迫化、資源価格や原材料価格の高騰、円安による物価の上昇などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループの主要取引先である外食産業におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響は収まったものの、在宅勤務の増加などの生活様式の変化や原材料価格・光熱費の高騰、人手不足などの影響から引き続き厳しい環境が続いております。

このような状況のなかで、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は122億98百万円(前年同期比6.4%増)となりました。 
  利益面では、営業利益6億82百万円(前年同期比76.1%増)、経常利益7億51百万円(前年同期比71.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億64百万円(前年同期比87.4%増)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、以下のとおりであります。

 

(業務用厨房関連事業)
 業務用厨房関連事業につきましては、売上高は120億44百万円(前年同四半期比6.5%増)、営業利益は10億22百万円(前年同四半期比43.9%増)となりました。
 
 (不動産賃貸事業)
 不動産賃貸事業につきましては、売上高は2億65百万円(前年同四半期比0.4%増)、営業利益は1億60百万円(前年同四半期比0.9%減)となりました。

 

財政状態については、以下のとおりであります。

 

(資 産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて2億21百万円増加し、89億88百万円となりました。これは主に現金及び預金1億20百万円及び受取手形及び売掛金1億5百万円が増加したことによるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて1億58百万円増加し、86億36百万円となりました。これは主に繰延税金資産1億16百万円が減少したことに対し、投資有価証券2億97百万円が増加したことによるものです。

 

 

(負 債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて1億96百万円減少し、66億37百万円となりました。これは主に、その他流動負債が98百万円増加したことに対し、支払手形及び買掛金1億48百万円及び賞与引当金1億4百万円が減少したことによるものです。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて7百万円増加し、10億59百万円となりました。これは主に長期未払金5百万円が減少したことに対し、繰延税金負債11百万円が増加したことによるものです。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて5億68百万円増加し、99億28百万円となりました。これは配当金92百万円を支払ったことに対し、その他有価証券評価差額金1億96百万円の増加及び親会社株主に帰属する四半期純利益4億64百万円が計上されたことによるものです。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。